まずスペインの歴史的なGK事情を簡単におさらいすると、“ドリームチーム”と称されたヨハン・クライフ監督時代のバルセロナでリーグ4連覇を果たしたGKアンド二・スビサレッタの名前が上がります。彼には足下の技術が求められ、未来型のGKだと言われながらも凡ミスが多く、スペイン代表という違う組織ではイマイチな反応。しかし、彼には126試合という代表キャップがつきました。バルセロナが1990~1994年に4連覇した時の守護神であるという実績から来るものではあるものの、実情は対抗するライヴァルGKがいなかった“GK不毛国”でした。また、足元の技術に優れているという意味では、オランダ代表のエドウィン・ファン・デル・サ―ルの方がスビサレッタよりも誰が観ても上という実力でした。