Foot ball Drunker 〔132〕visiting 『Alphamega Stadium』リマソール / キプロス

 

古代ギリシャとオリエントが交叉した島

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写真は横浜馬車道のポルトガル料理店ピリピリで撮影。鰯のマリネとオリーブの実は愛称抜群。サラダはタコと生野菜に散らした豆もでしゃばり過ぎず絶妙のバランス。ワインのボトルはロゼと赤の二本を空けた。


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FCバルサが欧州を制し自国開催の夏季五輪男子サッカーで金メダルを獲得から三年後、欧州·地中海会議が開催されたのはバルセロナ。地中海沿岸地域諸国は、南欧イベリア半島からギリシャまでの欧州、北アフリカと中東パレスチナ沿岸の三大陸に大別される。太古からの文明が息吹き、多様な民族が陸海を通じて交流を重ね、また新たな文化を紡いできた地中海。イタリア西南端のシチリア島が地中海最大の島ではあるが本土とはメッシーナ海峡を挟んで僅か約三キロの距離だから島と言われてもピンとこない。二番目は三つの国際空港が稼働するサルデーニャ島も同じくイタリア。

そして四国の約半分ほどの面積のキプロスが三番目となる。

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オリエントとギリシャ、異なる文化が交叉する位置で繁栄したキプロス第二の都市リマソル。聖地エルサレムの奪還のための軍事遠征も3回目。十字軍が聖地遠征するための前線基地として島を占領することを決めたイングランド軍が上陸した地がリマソール。十字軍に征服された後は、エルサレム王家の末裔が統治した十字軍国家キプロス王国(1192〜1489)の宮殿跡やリチャード1世:Richard I【1157年9月8日生-1199年4月6日】が結婚式をあげたという城砦の教会や遺構は今や観光名所に。

132話は同市のアルファメガスタジアム取材日は、2024年2月26日のアポロン対ドクサ·カトコピアス。


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収容人数10,700 人。当初は13,000 人を計画していた。 リマソールの三つのクラブ、AEL/アポロン/アリスが本拠地として使用している。

完成すればUEFAスタジアムの カテゴリー4(最高位)の基準を満たすキプロス初のスタジアムは2019年1月の起工。正式な落成式は2022年11月25日に催された。 2022-23キプロス1部リーグ第15節のアポロン対ドクサ·カトコピアスが12月15日に行われ、 試合はアポロンが1-0で勝利している。