巨匠ヴィンマーの三大傑作スタジアム
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厳しい残暑が落ち着き一気に秋の気配、それでも仕事が終わればまずビール、居酒屋ならば二杯目はレモンサワー。ドイツ・パウラナー社のレモンビールも爽やかな喉ごし。酎ハイよりは飲みやすので女性にもお薦め。カバー写真はスラブ系美女とシャンパングラス。ウクライナのオデッサ地方はワインの名産地。スパークリングならお薦めのシャーボワイナリー=Shabo Wineryも暫く日本では入手不可能か。
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今月行われた欧州選手権:EURO2024予選。前回のアイルランド対オランダを取り上げたが、最も注目したのはヴロツワフ市立競技場でイングランド代表、サンシーロではアズーリ戦との大一番連戦を迎えたウクライナ代表。ロシアの侵行以降、ホームゲームは隣国ポーランド開催が定番。母国開催の見通しは以前として立たない。
今月神戸市の招待で来日したアンドリー・サドビー:Andriy Sadovyi【1968年8月19日生】市長。国内最大の医療拠点であるリヴィウ市のリハビリ施設の設計を2014年プリツカー賞受賞の
坂茂:Shigeru Ban【1957年8月5日生】が担当すると発表された。
第27話は収容人員3万5000人のリヴィウ・アレーナ。オーストリアの建築家アルベルト・ヴィンマー:Albert Wimmer【1947年生】と地元企業の共同設計。レッドブル・ザルツブルクやFCヴァッカー・インスブルックの本拠地もヴィンマーの作品。
同国屈指の強豪シャフタール·ドネツクが、仮の本拠地として使用するのは、初めてではない。
2014年ドネツクで火の手が上がったクリミア危機で3年間の仮住まい、本来は地元クラブとナショナルチーム用。ウクライナ国旗の二色、水色と黄色に白が散りばめられた座席のカラーリングを眺めているとトウモロコシが食べたくなる。
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リヴィウから650キロ。トルナヴァにレモンイエロー再び
些か驚かされた2023年6月19日のマルタ戦。スロバキア第2の都市トルナヴァのシュタディオーン・アントナ・マラチンスケーホで行なわれた。ウクライナ西部最大の都市リヴィウから実に650キロもの長距離。
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スロバキアで開催されたアイスホッケー世界選手権。ナショナルチームのレプリカを身に纏ったウクライナサポーター。レモンビールが飲みたくなる鮮やかなレモンイエローはウクライナ代表のユニフォーム。
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マレク・ハムシク:Marek Hamšík,1987年7月27日が追う先には、中盤の要6番タラス・ステパネンコ:Taras Stepanenko【1989年8月8日】。イングランド戦では主将章を巻いてフル出場。この写真は前回ウクライナ代表が、スロバキア代表と対戦したUEFAネーションズリーグを同スタジアムで撮影した。