女性トイレに入った時の恥ずかしさ
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今回はお食事中の方はご遠慮いただく内容。日本のトイレは男女のマークを青と赤の色分けしてくれて分かりやすい事この上ない。しかし女子のスカートシルエットは、ジェンダー差別の視点から近い将来変えられるのだろうか。
欧州のトイレ表示は様々。日本のように画一化されていないから間違って、異国の女性からの冷たい視線を浴びた時の恥ずかしさ、気まずさは通勤時女性車両に乗った時の比ではない。
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過去に一度あったのだが男性からすると、「女性車両ですよ。」と声をかけてもらえると救われる。彼女は人に対して気遣い気配りができる人なのだろう。差別発言を重々承知で敢えて一言、その女性は美人だったし、美人に見えただけかもしれない。一方無言で複数の醜●から突き刺す視線を浴びるのは慣れていないし針のむしろ。そりゃこちらが悪いのですが。もう早く帰ってビールを飲んで忘れたい。
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以前取り上げたサウジアラビア国内王者のUEFAチャンピオンズリーグ参加、へそで茶を沸かす要望が一蹴された話題を敢えて蒸し返す。
サウジの主張はルールに基づくエリア分けを全く無視しているので、男性が「自分は漏れそうだから、(大ならば)女性トイレを使わせてくれ」と言っているようにしか聞こえない。
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エストニアに誕生したフットボール
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第29話はタリンのア・ルコックアレーナ。冠スポンサーはビールメーカー。
同国に醸造所が誕生したのはプロイセン王国時代の1807年。その後ロシア帝国支配の時代を経てレーニンのロシア革命で独立国「エストニア」の名前が欧州の歴史に登場する。スターリンのソビエト連邦時代に変わった商標もフィンランドのオルヴィが買収してア・ルコックが復活した。
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2000年10月に着工したスタジアムがオープンしたのは翌年の6月。FIFAワールドカップ日韓大会予選のオランダ戦がこけら落とし。
国民は約130万人と、日本の100分の1足らず。首都タリンの人口は約40万人。Jリーグのホームタウンならば町田市や柏市が同規模か。
カバー写真のマッチデープログラム。ワールド杯予選でベラルーシ代表に勝利したのは2021年10月。
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