Foot ball Drunker〔43〕 visiting 『 Ivan Laljak-Ivić Stadium 』ザプレシッチ / クロアチア


◆◆◆◆◆◆

このシーズンはクラブ史上最高成績の2位でフィニッシュ。ディナモからすれば、リザーブチーム程度の認識だったのが突如優勝を争うライバルへと変貌したザプレシッチ。慌てたディナモが冬にモドリッチとカレを呼び戻す。彼らがもしもそのままこのチームでプレーしていればザプレシチが優勝してた可能性は高い。


◆◆◆◆◆

コルルカは2007年のマンチェスター·シティからトッテナムと英国プレミアを渡り歩き、ドイツを経て前述のとおりロコモティブ·モスクワに。上写真は2019年のゼニト·サンクトペテルブルク戦を撮影。

代表チームては長くコンビを組んだ相棒デヤン·ロヴレン:Dejan Lovren【1989年7月5日生】がリヴァプールからゼニトに移籍したのは2020年。ロシアで対戦することになるのだが、実は彼もインテル·ザプレシッチの黄青のウェアを着ている。

若き日のレジェンド達が切磋琢磨したスタジアム

昇格したザプレシッチがイヴァン·ラリャク·イヴィッチでのディナモ戦を迎えたのは2007年8月4日第3節。試合は格が違うとばかり0-4のスコアで一蹴される。キックオフから20分マンジュキッチに続きモドリッチが追加点。これには若き日のロヴレンもお手上げで、終了間際にはイエローの土産付き。一方ディナモのカレにも後半11分イエローが出される。


◆◆◆◆◆◆

カバー写真は、イタリアレストランの前菜皿にピンチョス。スペイン北部バスク地方が発祥の地。郷土料理と呼ぶにはあまりにも簡単。パンを細かく切って食材を重ね爪楊枝で差すだけ。オードブル、ワインのツマミにはぴったりハマるので、スイスやクロアチアでも注文した。写真はオリンピック・リヨン対ユヴェントス戦を取材時、プレスホスピタリティの食事にもピンチョスが。ロヴレンも今季からリヨンでプレー。美食の街を気に入るに違いない。下写真はカタールギからのベルギー戦映像。クロアチア推しなので相手を飲み込むベルギービールはレフ:Leffe。


◆◆◆◆◆

クロアチア料理とまとめるのは無理があるほど多種多様。中でもカフェレストランで気軽に注文できるシュトゥルクリ:Strukliは、ザゴリエ《ザグレブ》風の。ラザニア。薄く伸ばしたパスタ生地でチーズや卵を包み、焼き上げと茹でがあるので餃子を思わせる調理法。本家パスタのイタリアでメニューに見かけることも。


◆◆◆◆◆

今月のウェールズ戦、トルコ戦で招集された選手の所属クラブに注目すると、サッスオーロ、ボローニャ アタランタ、トリノ、フィオレンティーナから各1名づつ。予備メンバーのマリン·ポングラチッチ:Marin Pongračić【1997年9月11日生】(レッチェ)を入れるとブンデスリーガ勢を上回る最多の7人。マンジュキッチが去ってもアドリア海を挟んで面する両国の縁は途切れない。
収容人員5,228人ながらレジェンドたちの汗が染み込んだピッチに腰を降ろしたのは2017年12月。続きは第44話で。[第43話了]


◆◆◆◆◆

■写真/テキスト:横澤悦孝 ■モデル:あかり