一方梶山はアンカーとして出場したがコンダクターとしての機能を果たしていなかった。
時に状況を打開するような彼の持ち前の鋭い縦パスも殆どなかった。
公式戦1試合なので結論はまだ出せないが、高橋を下げてまで彼を起用する理由がわからなかった。
【宇佐美のプライドを傷つけた交代】
ガンバで79分の宇佐美とリンスの交代も、定石なのかもしれないが、やはりこの交代は今後のガンバのことを考えるとマイナスなのではないか。
遠藤もPKを譲るなど次世代を担う生え抜き選手として、ある意味彼にチャンスと華を持たしてあげたのに、監督はぶち壊してしまった。
ピッチを離れるときも、ベンチの端っこに座った時も彼の気持ちが伝わってきた。
そのあと武藤が2ゴール決めたのでなおさらだと思う。
どうも長谷川監督が「いつものことだから」と安易に考えていたとしたら、それは信頼関係を損ねることになると思う。
どちらのチームにもそれぞれ課題があることが判った。しかしその修正にあまり時間をかけられないのが今シーズンの特徴だ。あっという間に1stステージは終わってしまう。
リーグ戦とはいえあまり時間がない。