87〗 Stadion Wojska Polskiego / ワルシャワ

大学まで無償のポーランド 性別や貧富は関係なく学びたければ学べる国

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発煙筒による視界を遮る程の煙幕。覆面で素性を隠しているのは自身の違法行為を認めている何よりの証拠。正体不明のフーリガンに高学歴者がいても不思議ではない。同国の大学進学率は70%を余裕でオーバー。他の欧州諸国と比較しても最高レベルにあるのがポ-ランド。そして女性が男性を上回る。日本がポーランドに劣る部分をひとつ挙げるならば教育の環境。ポーランドではほぼ無償。性別や家庭環境、経済的なハンディキャップの影響がなく、前述の進学率と高さも大学まで原則無償であればこそ。高学歴に関連してか、とも働き夫婦が圧倒的に多いのも特徴。
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詳しく説明してもらいたい 二つのジェンダーの指数は何を現すのか

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2006年から非営利財団の世界経済フォーラムが発表しているジェンダーギャップ指数では四十五位。教育:健康:経済:政治の四項目での男女比を評価した数字のランキングで、類似の指標も結構ある。国連開発計画のジェンダー不平等指数は、女性と男性の不平等が《人間の開発》をどれだけ妨げているかを示す指標。政治参画は関係ないので、ギャップ指数百十八位の日本もこちらでは二十二位と、二十九位のポ-ランドを上回る。こういった統計の数字に対して自身が欧州を旅して肌で感じたギャップのほうが面白い。
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そこにはポ-ランドは女性の首相を三人も輩出〈欧州最多〉したという先入観が含まれているかもしれない。ちなみに女性の首相か過去二人ならメッテ·フレデリクセン:Mette Frederiksen【1977年11月19日生】が昨年の同国最年少四十一歳で就任したデンマ-ク。本年日本で初の女性総理大臣誕生により、アメリカと共に先進7カ国=G7で政権トップに女性が立っていないとされるフランスも首相のポストならば二人。
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