Foot ball Drunker 〔8〕visiting 『 Spiros Louis 』アテネ / ギリシャ

2017年12月7日のウィーン、エルンスト・ハッペルではUEFAヨーロッパリーグ年内最終戦。アウストリア・ウィーンとAEKアテネのマッチデープログラム。何処の都市の国際試合か、わかりやすさは最上級。隣に添えたビールはウィーンから西に110キロ離れたヴィーゼルブルグ産の『ヴィーゼルブルガー【Wieselburger』の瓶。


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ACミラン、リエカとこの2チームが同居。ロッソネロの首位抜けは確定。熾烈な2位争いを制したのは、前述のとおり国内リーグでも快進撃中のアテネ。

初戦のリエカ戦を2-1で勝利すると、残り全試合をドローで乗り切るしぶとさと強かを持ちあわせていた。唯一の勝利を報じるクロアチアの9月15日新聞紙面。
ザグレブの南西56km、リエカから東に130kmのカルロヴァツ市で醸造される『カルロヴァチコ:Karlovacko』は、クロアチアの国民に愛されている銘柄。


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アウェイのビール写真だけでは終われないのでアテネの『A』ラベル。軽めのアルファ:Alfaは、きめ細かい泡立ちでクリーミーな喉ごし。軽くてクセがない。麦の味も悪くないがホップの苦味は少々物足りない。


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現在チームで10番を背負うのはスイス代表シュテフェン・ツバー:StevenZuber【1991年8月1日生】。3節9月4日のヴォロス戦でも直接フリーキックを決めて勝利に貢献。先月32回目の誕生日を迎えたが、6月のユーロ予選・アンドラ戦に途中出場でキャップ数は52。2021年までは鎌田大地、長谷部誠と同じ釜の飯を食っていたものの出番が限られ翌年からエーゲ海へ。


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来る人がいれば去る人も。190cmの長身、長髪髭面のドミトロ・チグリンスキー:Dmytro Chygrynskiy【1986年11月7日生】。


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ジョゼップ・グアルディオラ:Josep Guardiola【1971年1月18日生】監督時代のFCバルセロナは苦い思い出。一度は母国ウクライナに戻るが、2016年にアテネへと移籍。今春までピレウス県ニケアのイオニコスでプレーしていた。

戦場の古巣を選択する勇気と決意

この年齢になれば多くのフットボーラーは、自国に帰り育ったクラブでキャリアの終焉を考える。
そして彼はプロデビューしたFCシャフタール・ドネツクへの帰還を決断した。