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イタリアの強豪クラブになったナポリ

 近年2部や3部にいることもあったナポリであるが、2010年あたりからコンスタントにセリエAで上位にいるようになった。
 2009-10シーズンは前半がうまくいかず、監督交代した後半から結果を残し6位に終わることとなった。

 
 そして翌シーズン、獲得したエディンソン・カバーニなどの活躍により、リーグ3位に終わり、チャンピオンズリーグ出場権を獲得した。2011-12シーズンは、コッパ・イタリアに25年ぶりに優勝し、リーグは5位に終わった。チャンピンズリーグの結果はベスト16であった。2012-13シーズンは、戦力だったラベッシを放出したがリーグは、2位で終わるという好成績だった。
 
 2013-14シーズンは、開幕前に前年度の得点王カバーニとデ・サンクティス、カンパニャーロを放出したが、イグアイン、カジェホン、アルビオル、レイナ、メルテンスと言った即戦力を獲得した。監督はベニテスが就任し、ポゼッション志向の攻撃的スタイルで、前線で獲得したばかりのイグアイン、カジェホン、メルテンスといったメンバーが結果を残し、レイナやアルビオルも期待通りの結果を出したが、失点数は1位のユベントスや2位のローマに大幅に離され、1試合1失点のペースでの失点となってしまい、結果はリーグ3位となった。
 また、コッパ・イタリアは2年ぶりに優勝した。リーグ3位でコッパ・イタリア優勝は、ナポリとしては十分な結果であり、マラドーナ在籍時以来のイタリアの強豪クラブに戻ったと言ってもいいだろう。既にミランやインテルよりも強いクラブとなったのだ。

 今シーズンは、レギュラーだったレイナがバイエルンに移籍、他にも数選手放出しているが、痛いのはレイナくらいだろう。獲得したのはアルゼンチン代表のアンドゥハル、ウルグアイ代表のガルガーノあたりがポジティブな獲得だろうか。他の選手は控えだったり、活躍できなかった選手ばかりであるが、放出した選手がほぼいないので、優秀なディフェンダーを獲得し、昨シーズンの失点を改善すればスクデットも夢ではないだろう。