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香川真司がもたらした日本企業のスポンサード

 香川真司がドイツのDortmundからイングランドのManchester Unitedに移籍してから3シーズン目、そんな香川だが昨シーズンそしてワールドカップの影響で自身の株は暴落状態といわれているのだが、はたして本当にそうなのだろうか?

 私は世間が言うほど(特に日本国民が思うほど)ヨーロッパでの香川株は高水準とはいえないものの安定的な価値があるのではないだろうかと推測する。なぜならチームが日系企業スポンサーによる恩恵を受けられる可能性があるからだ。

 現在Manchester Unitedには大小あわせて29のスポンサーと契約している。そのうち7社が日系企業であり今シーズンから日清フードが加わった。EPSON、A.P.HONDA以外の契約はすべて2012年9月以降。EPSONも12年5月に契約延長を発表している。香川が2012年に移籍してきたのだからこれらのスポンサーは香川が連れてきたといってもいいだろう。daily mailによるとこれらの企業の契約金額は1~2億円のようだ。これだけの企業をつれてこられる香川には財源としての価値が大きくある。また、アジア企業との契約はマーケティングの部分でも多大なる効果を発揮する。移籍が噂されている多くのチームはある程度財源としての香川効果は見込んでいるはずだ。

 香川は現在のUnitedの10番タイプの選手の序列3から4番手。それでもチームが手放さないのは残念ながら前途したように財源としての価値が香川にあるためと考えられる。もちろん香川自身がその条件でも残留を望んでいるのは確かなのだが。

 ただし、新監督Louis van Gaal は6番として彼を考えている部分もあるようでLouis van Gaal は香川の価値を財源だけでなくプレーヤーとしても評価しているように思える。

 香川がらみの噂は多くある。私が書いているこの考えもあてにはならない。知っているのは本人とチームだけである。

 今シーズンで4年契約の折り返し。財源だけの香川ではなくチームとして本当に必要とされる香川になってくれることを願っている。そして何よりも楽しくサッカーをしてほしいものだ。