101〗Ivan Laljak-Ivić Stadium / ザプレシッチ

第101話は、ノゴメトニ·クルブ·インテル·ザプレシチの本拠地イヴァン·ラジャク=イビッチ·スタジアム。キング·カズはここでプレーしてはいないが、フロアには元祖キングのお写真を発見。ザグレブの北西、つまりスロベニアとの国境側に位置する同市のスタジアムまでは駅前からの路線バスを利用すれば移動も苦にはならない。これまでディナモ·ザグレブから多くの選手が貸し出されており、両クラブの親密な関係が垣間見得る。清水エスパルスを率いたオズワルド·アルディレス:Osvaldo Ardiles【1952年8月3日生】が監督が就任すると、カズを始めベテラン外国人は整理されてしまう。ザプレシチから獲得したのは後にボスニア·ヘルツェゴビナ代表に選ばれるウィンガーのマリオ·ジュリッチ:Mario Juric【1976年8月7日生】。187cmの長身センターフォワード、マテ·ドラギチェビッチ:Mate Dragicevic【1979年11月19日生】もレンタル先の同じくザプレシチから呼び戻している。
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今や世界で最も有名なクロアチア人となったことは疑いようのないルカ·モドリッチ:Luka Modrić【1985年9月9日】。2004年には後にクロアチア代表最終ラインの防波堤となるヴェドラン·チョルルカ:Vedran Ćorluka【1986年2月5日生】、当時はU20代表の左サイドバック、フルボイェ·カレ:Hrvoje Čale【1985年3月4日生】と三人が顔を揃えた。最年長カレの運転する車で毎日ザプレシチでの練習に通った仲。このシーズンはクラブ史上最高成績の2位でフィニッシュ。リザーブチーム程度に考えていたはずが、突然優勝を争うライバルへと変貌したザプレシチに慌てたディナモは冬にモドリッチとカレを呼び戻す。彼らがもしもそのままこのチームでプレーしていれば国内制覇の栄光を手にしていた可能性は極めて高い。