しかも時には独裁をしてみたり、あるいは船頭を多くしてみたりと
協会の姿勢も言わずもがなである。
それでも自国籍監督にこだわるオランダサッカー協会。
国民感情もあることはもちろん承知しているが・・・。
【さまよえるオランダ人から空飛ぶオランダ人へ】
しかしここで今までの歴史を覆すようなこと実施しないと
このまま永遠に「詰めの甘い国」となってしまうであろう。
かつて「空飛ぶオランダ人」と言われたヨハン・クライフ。
そう呼ばれた本人はどう思っているのか計り知れないが。
この語源となった「フライング・ダッチマン」は
喜望峰で難破し、呪われ永遠に海で彷徨うことを義務付けられた船
「フライング・ダッチマン」号に由来する。
このためワーグナーがこの話をオペラ化し
日本に紹介された時は「さまよえるオランダ人」となった。
物語によれば呪われた船長は7年に一度上陸が許されたとき
彼を純粋に愛する女性が見つかるまで呪いが解けないという。
はたして船長を愛する女性が現れたが、誤解で船長は女性から裏切られたと思い再び海へ向かう。
ショックを受けた女性は、純愛を証明するため海に身を投じてしまう。
しかし間違いなく純愛を得た船長は女性とともに神に召された。