88〗Gazovik Stadium / オレンブルク


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ゴイコビッチは2015年母国のチェリク·ゼニツァからクロアチアのイストラ1961に移籍しており、上写真は2017年にザグレブで撮影した。対面はスペイン代表ダニ·オルモ:Dani Olmo【1998年5月7日生】。当時からデュエルに強いセンターバックだったが、23年10月欧州選手権予選では漸く代表デビューし、スタメンに定着したが、チ-ムは三連敗の敗退。スロバキア戦の退場処分でピッチを去ってからは、すっかり声が掛からなくなった。ダニイェル·ミシュキッチ:Danijel Miškić【1993年10月11日生】もスロベニアのノヴォ·メストで生まれ六年間をディナモの下部組織で過ごした。元U20クロアチア代表はオレンブルクからウラル·エカテリンブルクに移籍して昨季まではロシアン·プレミア·リーガーだったはずが今季は浪人となり消息も不明。母国に戻ったのだろうか。三十二歳のセントラルミッドフィルダ-が引退するにはまだ早過ぎる。エカテリンブルクはオレンブルクから更に北東八百キロ。それでもアスタナよりは欧州には近い。あらためて思うのはUEFAに転籍したとはいえ、カザフスタンは欧州ではない。
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あの日あの時は■2019年4月20日 ロシアプレミアリ-グ第二十四節FKオレンブルク対FKロストフ
前半残り四分。デニス·ポポビッチ:Denis Popovic【1989年10月15日生】のクロスが相手のオウンゴ-ルを誘発。後半十五分に追加点。アディショナルタイムのゴ-ルで3-0の完勝。但し前半だけで二人、計三人の交代が全て負傷によるものだから喜んでもいられない。

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世界を渡り歩いたスロベニアのレフティも中国だけは苦虫を噛んだか

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ポポビッチは’19年の欧州選手権予選にスロベニア代表の一員として六試合に出場。母国のNKツェリェをはじめ、ギリシャのパナシナイコス、ポ-ランドのヴィスワ·クラクフ、キプロスのアノルトシス·ファマグスタなど欧州各国でプレ-。’20年からは中国ス-パ-リ-グに草鞋を脱いでカップ戦も含めて十四試合ほど足跡を残している。所属したのはビ-ルでお馴染み青岛足球俱乐部。一方敗れたロストフで収穫を探すならば冬の移籍市場でアンジ·マハラチカから獲得したトムスク出身のダニル·グレボフ:Danil Glebov【1999年11月3日生】が加入三試合目で九十分間プレ-したことだろう。’21年にワ-ルドカップ欧州予選キプロス戦でA代表デビュ-を飾っている。
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北大西洋条約機構=NATOの旧ユーゴスラヴィア紛争への介入は、ボスニア·ヘルツェゴビナへの禁輸、ボスニアのセルビア人勢力への空爆。その後コソボ紛争で再びセルビア人勢力へと落としているから未だ恨みはを忘れない反NATOのセルビアがロシアよりなのは納得。一方、EUとNATOに加盟しユーゴスラヴィア何て知らないとクロアチアとスロベニアの若者たち。
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中立国の南に位置する小国が果たして軍備を増す必要はあるのか”

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