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UCL16強 チェルシーvsPSG 両チームキャプテンの明暗

しかし81分、チェルシーのコーナーキック。

入ってきたボールをチアゴ・シウバが触るもそれがテリーの前に、
折り返したボールをディエゴ・コスタが空振りするも、
ケイヒルがハーフボレーでゴールを決めた。

ところが86分にこちらもコーナーからダビド・ルイスが得点を決める。

前にテリー、後ろにイバノビッチ。
マークがもう一人のカバーニをどうケアするかが曖昧で結果がこうなってしまった。

延長に入り、96分にズマに競ったチアゴ・シウバが明らかに左手でボールを触る。
シウバも諦めた様子。キャプテンとして痛恨のミスだ。
これでPK献上されたチェルシーはアザールがしっかり決める。

だから114分に起こった出来事は私の心を打つ。
最初右からのコーナーキックに合わせたチアゴ・シウバのヘッドは辛くもクルトワに弾かれる。
それで受けた左からのコーナーに合わせたのもまたシウバだった。

カバーニに釣られたテリーが背後にいたシウバに気づき急いで戻るもシウバは当てたボールをテリーを超えてクルトワにも届かないループでぎりぎり入った。
チームはシウバに賭けたのだ。

こうして振り返ってみると、テリーとシウバが深く関わっていることがわかる。
両チームキャプテンがキャプテンである条件は、監督に信頼されて使われ続けること。
そしてこの試合、ゲームを左右する場面に常に顔を出し、責任を引き受ける。
試合は明暗をわけたけど、キャプテンシーの真骨頂を見せてくれたような気がする。
アームバンドはやはり大切な意味がある。