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Foot ball Drunker 〔18〕visiting 『 Stade de la Tuilière』ローザンヌ / スイス

ここはEU非加盟 NATO非加盟のスイス◇◇◇◇◇モントルーの郊外、レマン湖の畔に佇むシヨン城。感染症騒動が完全には落ち着いてはいない中でのスイス訪問。

Foot ball Drunker 〔17〕visiting 『MSV Arena 』 デュイスブルグ/ドイツ 

日本人初のブンデスリーガーがデビューしたのは陽かげりの街◇◇◇◇◇EU旗が示す通り青は欧州を象徴するカラー。東西の垣根が外されてから間もない頃、当時旅行代理店に就職して間もない新米ツアーコンダクター。人伝てながらロジェ・ブリュネ:Roger Brunet【1931年3月30日】教授が提唱した『青いバナナ』に欧州の実情

Foot ball Drunker〔16〕 visiting 『Estadio Ramón Sánchez Pizjuán』セビージャ/ スペイン

真っ赤な薔薇とカリフォルニアの悲劇薔薇と聞いて我々世代のサッカーファンが、まず脳裏に浮かべるのは、ロベルト・バッジオ:Roberto Baggio【1967年2月18日生】悲劇の舞台として語り継がれるのはローズボウル。LAからパサディナまで足を伸ばした際に撮影した写真。

Foot ball Drunker〔15〕 visiting 『 Dozbud Arena  』ゾンブキ /ポーランド

親日国の若者にジャンプ漫画アニメが人気の理由日本と欧州随一の親日国が国交樹立100年の記念を迎えた2019年、自ずと渡波回数が増えた。渡波と書いて本人もピンとこないがポーランドは漢字で波蘭土と表記する。よく聞かれるのが『ポーランドは親日家が多い』は、本当なのか。親日家が多いは本当。シベリア孤児を救った歴史について、話した事はない

Foot ball Drunker 〔14〕visiting 『 NEF Stadyumu 』イスタンブール / トルコ

トルコのイメージを払拭したバルサ戦2014年12月10日イスタンブールからパリ行きの午前便搭乗券。前日も、そこそこ飲んだefes(エフェス)。迎え酒ではないがアタチュルク国際空港で至福の一杯。カバー写真はオーストリアの銘柄、皇帝=カイザー。1273年にルドルフI世が神聖ローマ帝国皇帝となり、以降の繁栄は日本でもよく知

Foot ball Drunker〔13〕 visiting 『Tehelné pole』ブラティスラヴァ/スロバキア

ブラティスラヴァで直面した「安かろう、悪かろう」の行政サービス子供達にとって長く楽しい夏休みが終わり、新学期を迎えるはずが全国的に学級閉鎖が相次いでいる。人類とウィルスの長期戦は、いつになったら終息するのか。

Foot ball Drunker 〔12〕visiting 『 Estádio do Clube Desportivo das Aves 』アヴェス / ポルトガル

タベルナで食べた謎の煮込みリーグ・アンが先週末は、既に第四節。開幕前には早くも前半の天王山かと注目されたオリンピック・リヨン対PSG。しかし開幕から白星なしのリヨンがこの日も四失点の絶不調。後半から期待の新戦力をピッチに送り出しても焼け石に水。車窓から放牧された牛や馬を目にする機会は、欧州では珍しくもない。かつて羊毛の生産大国ポ

Foot ball Drunker〔11〕 visiting 『 Franz-Horr-Stadion 』ウィーン / オーストリア

千葉県市川市、最寄り駅浦安のマンションを購入した場所は、東京都と隔てる江戸川まで歩いて3分。台風接近のニュースに、「凄いものを見に行こう」と幼い息子と出かけようとするたび、普段温厚な元嫁にこっぴどく叱られた。カバー写真はオレンジリキュール入りのアインシュペナー(日本ではウインナーコーヒーの名称)を飲む美女。別名は「マリア·テレジア」。実際にこの女帝はかなりの珈琲好きだったらしい。

Foot ball Drunker〔10〕visiting 『 Stadion Berg & Bos』アペルドールン / オランダ

オランダ・ヘルダーラント州エーデの通称ゴッホの森フェールヴェ国立公園の真ん中に位置し、芸術と自然の個性的な組み合わせを提供するクレラー・ミュラー美術館Kröller Müller Museumまずアムステルダムから列車でアペルドールンへ移動。折角なのでAGOVVアペルドールンの本拠地スポルトパルク・ベルフ&ボスに立ち寄る。2013年に財政難でプロライセンスは失ってもアマチュアとして

Foot ball Drunker 〔9〕visiting 『 Veritas Stadion 』 トゥルク / フィンランド

森と湖を眺めるだけの短い空の旅極寒や酷寒を表す英語は、extreme cold。フィンランド国旗の青白は、青空&水と雪を表すらしいが、個人的には凍ったバルト海や湖の白が思い出される。フィンエア機内で用意されていたのは、フィン・スプリング社製品《Villi》のボトル。1991年設立で従業員規模は100名程度。中央オストロボスニ

Foot ball Drunker 〔8〕visiting 『 Spiros Louis 』アテネ / ギリシャ

周りを明るく照らし、食欲そそる鮮やかなイエロー欧州での列車移動、車窓のありきたりの風景に退屈しながら、考ぼんやりしていると、いきなり菜の花畑やひまわり畑の黄色が目に飛び込んできて些か童心に帰る。日本では太陽を真っ赤に燃えると表現するが、欧州で太陽の色を問えば黄色の返事。

Foot ball Drunker〔7〕 visiting 『Luzhniki Stadium 』モスクワ/ ロシア

東欧の田舎にまで波及した『Abe shooting』の衝撃旧東欧の地方都市を旅していると日本人が珍しいのか、馴れ馴れしく話しかけられる。ひけらかす知識も悪気はなさそうなのでニコニコ頷いていたのだが「Abe shooting」の言葉で一瞬息を呑んだ今春のスロベニア。治安の良さで名高い日本で白昼堂々の狙撃事件が発生すれば世界が驚くのも当然か

Foot ball Drunker 〔6〕visiting 『Stadio Renato Dall’Ara 』ボローニャ/ イタリア

北にロンバルディア州、南のトスカーナ州に挟まれたエミリア ロマーニャ州。ミラノとフィレンツェを行き来する際、必ず経由するのが州都ボローニャの駅。いつも慌ただしく、アーチ型屋根の列柱が並ぶ美しい街並みをじっくり堪能する機会がない。ポルトサラゴサ地区にあるスタディオ・レナート・ダッラーラ(Stadio Renato Dall'Ara)も外周を駆け足で眺めただけ。

Foot ball Drunker〔5〕visiting 『Stadio Brianteo 』モンツァ / イタリア

『タンジェントポリ』から30年。地中海の長靴で変わらぬ政治不信故シルヴィオ・ベルルスコーニ氏【Silvio Berlusconi 1936年9月29日-2023年6月12日】の急死により、伊全土が注目した遺産相続問題も一件落着。注目の女性、マルタ・ファッシーナ:Marta Fascina【1990年1月9日生】議員も8月8日ユーパワー・

Foot ball Drunker〔4〕 visiting 『Estádio D. Afonso Henriques』ギマラインス/ポルトガル

前回羅列したナイジェリア人にはA代表の常連も。日本代表がスーパーイーグルスと対戦して深く記憶に刻まれたのは1995年年明けのリヤド・キングファハドスタジアム。木っ端微塵に粉砕された加茂ジャパン初戦のスコアは0-3。97年10月カザフスタンでの更迭までの2年の10か月。当時は非常に長く感じたが今振り返ると意外に短い。複眼を得るポルトとリスボンの風景。しかし初代国王アフォンソ1世ゆ

Foot ball Drunker〔3〕 visiting 『Artevelde Sstadion』ヘント/ベルギー

ブリュッセルで列車を乗り換えて30分、ヘントのシント=ピーテルス駅に。【写真駅】雨でふやけたポスターは、2008年フランダースエキスポで開催された27回目のアートフェア告知。終了したにもかかわらず年が明けても張られたまんま。昨春の同市訪問は13年ぶりとなる。【写真 ポスター】当時KAAヘントの本拠地はユレスオッテン。2013年新設スタジアムへ移転の際、ベルギ

Foot ball Drunker〔2〕 visiting 『 Stadion FK Admira Praha』ブラハ / チェコ

伊国大使館庭園に旧松山藩邸の面影 国立西洋美術館での『カラヴァッジョ展』報道内覧会に足を運んだのは美術メディアにも寄稿していた2016年。看板に定番の後援:外務省、イタリア大使館の文字。ならば美術館関係者に続き大使か文化部の部長級がスピーチする毎回の式典式次。

Foot ball Drunker 〔1〕visiting 『 Stadion Juliska 』プラハ /チェコ

ごあいさつ2015年から、この『サッカルチャー』に寄稿してきた。来年還暦を迎えるのだから残りの人生をまとめる時期がきたのか。今更新しいことに挑むバイタリティーはないが、続けられる限りは欧州を旅したいし、出来なくなれば潔く棺桶に入りたい。