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オランダ王者はPSV~元主将・コク―率いる若手集団がもたらした7季ぶり22回目のリーグ制覇

 先週末、オランダ1部リーグ・エールディビジは第31節が開催され、PSVアイントホーフェンがへ―レンフェーンを下して7シーズンぶり22度目のリーグ優勝を決めた。エールディビジは18チームで行われているため、3試合を残しての独走優勝でした。

 過去4年間のエールディビジはアヤックス・アムステルダムが前半戦は不調スタートで折り返しながら、後半戦に無敗街道で逆転し、最後は余裕を持って優勝を達成していました。

 しかし、アヤックスは「ステップアップのためのリーグ」であるエールディビジの宿命として毎年のように主力選手を失い、2012年夏にはベルギー代表DFヤン・フェルトンゲンやオランダ代表SBグレゴリー・ファン・デル・ヴィ―ル、2013年夏にはデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(トッテナム・ホットスパー)、ベルギー代表DFトビー・アンデルワイレルト(現・サウサンプトン/アトレティコ・マドリーからのレンタル)、今季もオランダ代表DFダレイ・ブリント(マンチェスター・ユナイテッド)とFWシーム・デ・ヨンク(ニューカッスル・ユナイテッド)を売却。遂に先細りになって来たという部分もあるかもしれません。

 優勝したPSVのこの日の先発メンバーの平均年齢は22.6歳。彼等もまだまだ若いタレントばかりのチームです。ただし、近年のアヤックスとは違い、今季のPSVには昨年のブラジルW杯でオランダ代表の3位躍進に貢献したFWメンフィス・デパイ、MFジョルジニオ・ヴァイナルドゥムが4大リーグからのオファーを受けながらも、「PSVで優勝を果たすため」チームへ残留した事がこのリーグ制覇の原動力となりました。デパイは現在リーグ20得点を決めて得点ランクトップを走り、ヴァイナルドゥムは主将としてチームを引っ張ってトロフィーを掲げました。

 それでも、そのデパイすらまだ20歳で、彼等は2013-2014年シーズンの第2節には平均年齢19.9歳の先発メンバーを組み、そこから地道に経験を積みながらリーグ優勝に至ったのです。下記は今季のPSVの主力メンバーです。

リーグ優勝を果たしたPSV基本布陣と年齢

GKジュルーン・ズート(24歳)
右SBサンテイアゴ・アリアス(23歳)
CBジェフリー・ブルマ(23歳)
CBDFレキク(20歳)
左SBイェトロ・ヴィレムス(21歳)
DHアダム・マヘル(21歳)
MFジョルジニオ・ヴァイナルドゥム(24歳)
MFアンドレス・グアルダード(28歳)
右WGルシアーノ・ナルシン(24歳)
左WGメンフィス・デパイ(20歳)
FWルーク・デ・ヨンク(24歳)

 また、7シーズンぶりのリーグ優勝という事ですが、前回の優勝時にキャプテンとしてトロフィーを掲げたフィリップ・コク―が、今度は監督として古巣でタイトルを獲得したのも感慨深いモノです。

 現役時代は2度の在籍で6年間の在籍中4度のリーグ優勝を果たしたレジェンド。2008年に現役引退後はオランダ代表のアシスタントコーチから指導者キャリアをスタートさせ、古巣PSVの下部組織と兼任する時期も経験。