それにしても害獣としてネガティブな印象しかない鼠。それがキャラクターになった途端に大人気。世界で最も人気があるネズミとしてディズニーが輩出した大スタ-、ミッキーマウスと肩を並べるMADE IN JAPANの《ねずみポケモン》。ウサギのような耳と黄色の愛らしいふっくらボディではあるが、本物の鼠と掛け離れ過ぎていて“チュウ”が名前についてなければネズミだとは誰も気がつかない。アニメの主役を張って四半世紀。主人公として冒険の旅を続けてきたサトシも引退。仏紙ル·モンドが振り返る記事を掲載したから社会的注目度の高さがうかがえる。
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伝説のバルサ戦 ブラウグラナだけではなかったUNICEFロゴのユニフォーム
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第113話はブレンビー·スタディオン。コペンハーゲンの中心街からブレンビュベスターまでは南西におよそ十キロ。伝統の黄色基調でアクセントに青を用いたユニフォーム。エントランスに足を踏み入れ、先ずは展示されたパネルで栄光の歴史を振り返ってみる。2003-04シーズンのUEFAカップでの進撃で多くの欧州フットボールファンが同クラブの存在に注目することに。ロナウジーニョ:Ronaldinho【1980年3月21日生】に手を差し伸べるのはトーマス·カーレンベルグ:Thomas Kahlenberg【1983年3月20日生】。2月26日=0-1の敗戦で三回戦敗退。
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1998-99シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ予選を突破、本大会出場はデンマーク史上初の快挙である。この時もバルサとはグループステージで同居しているから縁がある。そして両クラブの共通点として思い出されるのはUNICEF〈国連児童基金〉のロゴユニフォーム。
創立以来100年間、ポリシーを貫きスポンサー企業には許さなかったブラウグラナ:Blaugranaのユニフォーム前面スペース。それが2006年UNICEFの活動を支援し参加を呼び掛けるためにロゴを入れたのだから「バルサ 神過ぎる!」と称賛された。
実はバルサに知名度では及ばないがブレンビーも08/09シーズン前、UNICEFのロゴ入りユニフォームを披露している。前年10月に、地元のジュエリーメーカーであるKASIグループとの五年契約を結んだ際にスポンサー契約料から1000万クローネをユニセフに寄付するとKASIグループもロゴのスペースを譲っている。
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FCバルセロナと交換したペナントの隣に並ぶのは、二回戦で対戦したドイツのシャルケ04の青い逆三角形。’03年11月27日PK戦にまでもつれ込んだ激戦。パネルの守護神はこの試合の英雄カリム·ザザ:Karim Zaza【1975年1月9日生】。モロッコ代表として’09年にワールド杯予選も経験しているが生まれも育ちもブレンビー。シャルケとブレンビーといえば、両クラブで活躍したこの人を忘れてはいけない。元フィンランド代表のテーム·プッキ:Teemu Pukki【1990年3月29日生】がその人。2011年から13年までシャルケ04で内田篤人:Atsuto Uchida【1988年3月27日生】と同じ釜の飯を食い2013-15まではスコットランドのセルティックに在籍。ブレンビーには’14年のレンタルを経て完全移籍すると三シーズンを過ごしている。現在所属するのは母国のHJKヘルシンキ。
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スーペルリーガを見るならニューファーム 熱狂の首都対決に日本人も参戦
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あの日あの時は■2025年9月13日デンマークスーペルリーガ第8節ブレンビーIF対FCコペンハーゲン。
今季初となる通称『ニューファーム』。首都の中心部を拠点とする国際的な山の手のクラブと、労働者階級が集まる郊外の下町クラブが対戦する構図はブエノスアイレスのスーペルクラシコや、マドリードのエル·デルビとも共通する都市アイデンティティの衝突。1964年に設立されたブレンビーIFは、FCコペンハ-ゲンが誕生する以前(80年代からと90年代初頭)はデンマークの盟主に君臨していた。92年にBK1903とコペンハ-ゲンBKの両クラブが合併し、目指したのはヨーロッパの大会。照準を絞り育成面を強化したことで強豪クラブへと急成長を遂げる。こうして点火されたライバル関係は現在まで燃え盛る。
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