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タイは良いとこ一度はおいで!J2よりタイへ渡る選手が多い理由

 ここ最近、タイ・プレミアリーグへと活躍の場を移す選手が多くなってきている。

 昨シーズンは、元日本代表DFである岩政大樹や茂庭照幸や元ジュビロのFW、西紀寛やカレン・ロバートがJリーグから移籍したことで日本でも話題になったので、ご存知の方も多いかもしれない。

 ここ数年で飛躍的に人気を伸ばしており、2009年シーズンは総スタジアム来場者数が11万人に過ぎなかったのが2013年には165万人を超す来場者になっているということだ。

 カレン・ロバートはTPLの印象を『技術的な際はほとんど感じなかった』と語っているように、選手のレベルはJ2レベル以上のものとなっており、現実にAFCアジアチャンピオンズリーグでもJ1のチームがピッチの違いや気候も相俟って苦戦するシーンを多く見るようになってきている。

 ただ、戦術的な面ではまだまだ、というのが現状ではあるようだ。

 また、チームにもよるものの、基本給はJ1チーム並なものの、勝利給が日本の2倍から3倍に達することもあるようで、正直な話、経済的な面で言えばJ2で燻っているよりもよほど良い、というのがタイの魅力と言えるだろう。

 もっとも、良い面だけではない。特にタイはサッカーチームのオーナーがワンマンであることが多く、その気分次第でチーム編成もすぐに変わってしまう為、しなくても気苦労を負ってしまうことも多いようだ。

 さらにはまだ成長途上の国だけあり、チーム施設やスタジアムが老朽化していてバラックのほうがましという状況もあったり、スコールによりまともに練習が出来ず、体調管理にも一苦労するなど、マイナス面も多い。

 安易に飛び込んでいいところではない。

 しかし、プラス面があまりにも魅力的なのもあり、今後もタイに移籍する選手は多そうだ。