68〗Stadion Rujevica / リエカ

下写真のクヴルヴィッチは昨季リュブリャナでのUEFAカンファレンスリーグの試合を撮影。現在は三十七歳ながら母国のボラツ·バニャ·ルカで現役を続けている。その試合の二日後ルエヴィツァでは首位リエカがディナモ·ザグレブに完勝。スロベニア代表のデヤン·ペトロヴィッチ:Dejan Petrovič【1998年1月12日生】とリンドン·セラヒ:Lindon Selahi【1999年2月26日生】の中盤コンビが巧く機能した。セラヒはベルギ-出身のアルバニア代表。今季はエクストラクラサのヴィジェフ·ウッチに。これまて欧州で日本人と韓国人が同じクラブでプレ-してきた中でもザルツブルクの南野とヒチャンは最も息のあった名コンビだった。
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失敗した軍事パレ-ド 東アジアで孤立する中国

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第64話で取り上げた9月3日の軍事パレード、日本から唯一参加されたのが鳩山由紀夫元総理。中国政府は今回訓練の様子から外国メディアに公開した。日本のオールドメディアは戦勝国の立場を誇示するイベントと報じたから、ネット上では真に受けた輩からはバッシングの嵐。その裏には南京事件を描いた作品が上映されたことで反日感情が高まっているとの報道も。しかし現在アメリカを最大の脅威=敵国とする中国がアメリカと組んで日本に勝利した昔話をアピールしても得るものは少ない。中国の報道官は昨(18)日の記者会見で「日本を含む外国人の(中国内)での安全を守っていく」とコメントした。マッチポンプに聞こえるが、建前ではなく本音だろう。大陸だけでも日本の十倍以上の人口が住んでいるこの国が一枚岩になるはずがない。現在の中国は若年、特に大卒者の就職難が取り上げられているが、実は経済の低迷で中高年の失業者増加のほうが大問題。そして2015年の七十周年の式典に比べるならば今回は失敗と言わざるを得ない。国連事務総長、チェコ大統領、下院議長ではあるがポーランドからも出席した十年前。しかし最大の違いは韓国大統領の不在であり、東アジアでの孤立=外交政策の失敗を浮き彫りにした。
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ちなみに’15年は訪日外国人の国地域別ランクで首位に躍り出たのが中国。流行語大賞で”爆買い”が選ばれている。更にその十年前’05年4月9日には北京での反日デモが勃発。日本大使館に投石があり翌週は上海に飛び火した。但し当日上海市内を歩いていても危険を感じることもなく、多くの上海市民は日本からの観光客が減るのではと懸念していた。’12年の尖閣諸島問題で再び反日デモが起こるのだが、前回と異なるのは暴力行為や排外的な愛国主義を批判する中国人の声がネット上で散見したこと。ソーシャルメディアの発達は日本以上に言論統制を強いる中国に変化をもたらしたとも言える。

今回中国から鳩山氏宛の招待状は反日暴動を起こされても鎮圧するのが面倒なだけだから「今は仲良し」アピールでの抑止効果目的だろう。早急なスパイ防止法の実施を日本政府が求められるように、中国のサイレント·インベーション=裏からの攻撃、水面下での情報戦への対策である。表面上の外交はニコニコ仲良しでよいのだから政界を離れた元総理の訪問を批判するのは筋違い。これで気分を良くして禁止している輸入品目を再開でもしてくれれば儲けものである。上写真は駐日オーストリア大使館で撮影したシャンパングラス片手の鳩山氏。後にも先にも総理大臣経験者と祝杯をあげたのはこの時のみ。
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2003年のドラマ『冬のソナタ』で火が付いた日本韓流ブーム。’10年頃にはK-POPアイドルの日本デビューで第二次ブームが到来する。当時の韓国のエンターテイメント絶頂期、一方’13年には映画観客数が初めて二億人を突破した。中国国内で外国映画上映が解禁された92年からすれば信じられない。’90年から週刊少年ジャンプで連載が開始したスラム·ダンクのコミックが韓国でも発売されたのがこの年。規制により主人公は韓国名に変更されている。