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対候性鋼はニューヨークで散々見たサンフランシスコ出身の彫刻家リチャード·セラ:Richard Serra【1938年11月2日生】の巨大作品を思い出す。欧州だとロンドンのリバプール・ストリート駅前が有名。下写真は第10話で取り上げたオランダのクレラーミューラー屋外美術館。
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竣工後市当局は1392箇所の修正を指示した。インプレニア社は改修に伴う別途費用を請求。対して改修分は当初の契約に含まれていると支払いに応じない市当局。結果インプレニア社はこの問題を連邦裁判所に。2015年の判決を不服として控訴したものの裁判所がインプレニアに追加費用負担を命じたのは2018年。結局2021年4月同社が、法的手続きを中止したうえで市とは合意に達したと発表。協定の条件は明らかにされなかったが、お上と喧嘩しても勝ち目は薄かったか。
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レッツィグルンドを本拠地とするFCチューリッヒは今季11節を消化して首位。センターバックのエストニア代表カロル·メッツ:Karol·Mets【1993年5月16日生】をFCザンクトパウリに売却。ルガノとの契約が満了したファビオ·ダプレラ:Fabio Daprelà【1991年2月19日生】をフリーで獲得したことで未だ失点一桁が大きい。
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四ヵ月前に撮影したスイス代表のニコ·エルヴェディ:Nico Elvedi【1996年9月30日生】。お目当ての板倉滉はかなり高いパフォーマンスを披露したが、お隣に並んだエルヴェディも中々に秀抜。2006年にFCチューリッヒアカデミーから9年間を地元で過ごした。各年代で招集されていたがU19代表で知名度は国境を越え2015年ボルシアMGへと移籍。
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最後の写真は美術界激震、今盗品密売事件の渦中にいるジャンリュック·マルティネズ:Jean-Luc Martinez【1964年3月22日生】氏との写真。パリ滞在時ではなく同氏がご家族と来日した際。2013年のルーヴル館長就任間もない頃。
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検察はアラブ諸国で民主化運動が連鎖した2011年からの「アラブの春」当時、略奪された証拠があるにもかかわらず売買契約書に署名したとして追求。仏政府は昨年6月に文化財保護大使である彼から美術品売買の職務を停止した。
マルティネス氏は自身の無罪を訴えており、筆者もひとりの友人として無実を信じるしかないのだが、多分マルティネス氏に今会っても友人どころか「qui es-tu=あんた誰?」と言われるのがオチか。[第49話了]