あの日あの時は■2018年4月15日。
二部リーグにエントリーしているブラガとヴィットーリア·ギマランイスのセカンドチームが対戦。紙面順位表に目を通すと16位と10位。一部リーグ昇格を目指すクラブと比べたところで、意味はない。ブラガ県ミーニョ地方の両クラブによるダービーとあって、三万人収容のスタジアム。スタンドから微妙な熱気も感じた観客数は300人程度だったろうか。
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ポルトガルのフットボールスタイルは隣国スペイン同様、基本細かく繋ぐ。ビルバオなど地域によってバラつきもある大国に比べ、全国ほぼ同じ志向。《個の力》を重視する傾向も強い。さてこの試合も2トップと両サイドハーフに注目。すると16分に早くも先制点。センターフォワードが左に開いた状態で、サイドバックからのボールが中央に。エリア外に四人の敵ディフェンダーが並ぶ。右から走り込んだのは77番フランシスコ·トゥリンカォン:Francisco Trincão【1999年12月29日生】。
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エリア外から左脚でのシュートは、キーバーの手を弾いてネットを揺らした。当時18歳の若者は前月に開催されたUEFA U-19欧州予選でも三試合出場2アシストを記録している。本大会でも八試合5ゴールでこの年代の欧州最強の称号へとチームを導いた。
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