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夏の終わりの週末に 美しい3つの直接FK物語

前半は、お互いのいいところを消し合う、潰し合いの試合。それは我慢比べのようであった。

そんななか、2試合トッティを先発させず、「それとなく」プレシャーを与えられたローマ攻撃陣、ユーベだからという負けたという言い訳は通用しないし、逆にユーベだからこそ、トッティを外したことも含めて、大きなガルシア監督のメッセージがある。

61分にその時は来た。
ローマにゴール前でFKが与えられた。
しかしゴールマウスにはイタリアサッカー界で、世代交代の圧力を一人で跳ね返しているジャンルイジ・ブッフォン。
この試合でも余裕のセービングをしていた。
しかしボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表のピアニッチはあえてそこにターゲットを置いた。
縦に変化をつけたキックは、壁の一番高いところを通過したあと、
突然落下し、ブッフォンも動けない。

試合は2−1でホームのローマが勝った。
ジェコも活躍し、2試合連続、出番のなかったトッティの心にも火がついただろう。
カルシア監督の賭けが大いに当たった。

第三物語

再び舞台をJリーグセカンドステージへ。

試合前、7月の月間ベストゴールの表彰を受けた37歳の横浜のキャプテン中村俊輔。
ガンバの東口から奪ったこの直接フリーキックは、海外でも評判になるほどに美しい。

その表彰からやく30分後、またも中村俊輔にチャンスがやってきた。
大阪戦と同じような距離で、中村はやはり壁の一番高いところを超えるようなボールを蹴り、西川に何もさせなかった。