キプロスのThriamvos社の製品は、ソーラーパネルと水タンクにサポート機材の組み立てたと設置は二時間もかからない。同社のHPには「環境への配慮は当社の最優先事項の一つです。当社の製品はすべて環境に優しく100%リサイクル可能です。」と誇らしげに記されている。冒頭にて創業は’93年と書いたが日本国内で住宅用に太陽光発電製品が販売されたのも同年。そもそも70年代の第一次オイルショックにより日本でも太陽光の研究に力を入れ始めたのだが、キプロスでは60年代に、既に着目していたのだとか。
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GDPは高くても環境政策は後手にまわる日本の現状
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この島を訪問して改めて感じたのは60年代まで英国領だったから
か、ギリシャやトルコより英国文化が至るところに垣間見れ公用語ではなくても英語が堪能。今回酒の神ディオニソスと島キプロスに関連した写真が見当たらずカバ-はロンドンのパブの写真を選んだ。(価格が£表示)。キプロスで借りたレンタカ-はTOYOTAのコンパクトカ-。右ハンドルで不自由がないのは当然。’25年3月決算では過去最高の48兆367億円の売上を報告している。イタリアやスペインのGDP=国内総生産を遥かに上回る事実を、日本車を扱うキプロス人のスタッフはご存じだった。ゆっくり英語で話してくるれるので有り難い。もし、そんな大国が太陽光パネルのリサイクルに対して未だ法整備ができていないと伝えたら、彼らはどんな顔をするのだろうか。〖第七十話了〗
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