セインツからポチェッティーノ監督を招聘、今シーズンも大型補強を敢行したものの、現在6位に留まり、来シーズンもELへの出場となりそうなトットナム・ホットスパーズ。
今シーズンの反省を踏まえた上で、夏の移籍市場での補強につなげる模様だ。
既に多くの選手獲得の噂が立っているのだが、その中でもポチェッティーノ氏が獲得を求めて止まないのが、現在スペイン、リーガエスパニョーラのセルタに所属しているデンマーク代表MFのミカエル・クローン=デリ選手だ。
170センチと大きい選手ではないが、無尽蔵のスタミナで中盤を走り回り、ボール保持能力にも優れるセンターハーフだ。
かつてセルタで同僚であった、現在セヴィージャ所属のイアゴ・アスパスが、
『セルタが素晴らしいプレーを見せられたのは彼のおかげ』
と絶賛しているが、その時のプレイですら全力ではなかったのではないか、と評するほどの能力を秘めている。
31歳とけして若くない選手だが、未だに成長を遂げている、とアスパスは評しており、セヴィージャのモンチSDに獲得を依頼しているようだ。
このデンマーク代表MFを狙うのはこの2チームだけではなく、ヴィジャレアルやマラガといったチームも興味を示しているようだ。出来れば来シーズンもセルタでのプレイを見たいところだが、同チームは契約の延長に動かない方針のようなので、資金面からもスパーズで決まりとなりそうだ。
未だ成長を遂げているこのデンマーク人は、夏にどこへ行くことをきめるのだろうか?