だからこそピケティ氏の警告に耳を傾けなければいけないのである。
このクラブとファンの関係が、
いずれr>gによって崩壊が予言されているからだ。
もちろんピケティ氏の結論はあくまでも仮説であると留保しるべきかもしれないが、こうした観点からサッカーを見るのも必要なのかもしれない。
しかしこんなことをファンに義務として課せられるのは非常に面倒だし腹立たしいが、「21世紀のサッカー」がそうした法則に縛られることだとしたら、何もかも失われる前に何かを考えながらサッカーを見ることはどうしようもないことなのかもしれない。
でもそれでもあえて言いたい。
何にも考えなくて純粋に好きなチームを応援すること。
その理想だけは永遠に絶対に失ってはいけない。
新しい法則が生まれることを期待しながら。