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EURO2106各グループで波乱続出 EUROのおさらいと第8節までのまとめ

各グループ概観

【グループA】

オランダ、チェコ、トルコ、ラトビア、アイスランド、カザフスタン(左からポッド順、以下各グループも同じ)

オランダが不調だ。責任をとったヒディング監督の後、ブリント体制なったが、混乱は収まっていないようだ。
第7節では前半にマルティネス・インディが退場処分。さらにファン・デル・ヴィールがPKを献上してシグルドソンにそれを決められて、それが決勝点に。

オランダの不調ぶりと対称的に、アイスランドの充実ぶりが目立つ。
個人的には、セリエAの開幕戦でローマを苦しめたキエーボのハルフレッドソンの活躍を楽しみにしていたがベンチ外。それほど戦力が充実しているのだろう。

またチェコ、トルコも侮れなく、オランダの3位以内は黄色信号だ。

【グループB】

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、ベルギー、イスラエル、ウェールズ、キプロス、アンドラ

ベイルは予想通り好調、ウェールズの要として大活躍。
ただ第7節のアウエーのキプロス戦は82分にクロスをうまくベイルがねじ込むまで苦労した。
やはりベイル頼みなのは否めない。

ところでベルギーの戦力は凄い。
第7節の先発は、GKのクルトワにはじまり、ナインゴラン、コンパニ、得点を決めたフェライニ、同じく得点を決めたデ・ブライネ、それにアザールにルカクだ。
対戦相手のボスミアもジェコがひとり気を吐いたが、力負けした。
ベルギーが本命と思われる。