2018年にA代表で初キャップを記録。FIFAワールド杯の代表候補に名を連ねるが最終選考では無念。ロシアへの切符を逃したフランコスキが求めた新天地は自由の国アメリカ。メジャーリーグサッカー:MLSのシカゴ·ファイヤーに加入。ポローニア数世界最大の都市はマーケティングにも抜かりがない。
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アダム·ブクサ:Adam Buksa【1996年7月12日生】は、2014年にレヒアでプロデビュー。二節7月で18歳の誕生日を同月迎えたばかり。190cmを超える大型ストライカの初スタメンは最終節のヤギエロニア・ビャウィストク戦。グダニスクから移籍したフランコスキと顔を合わせているのだが、この当時から右サイドバックも熟しているフランコスキ。クラクフ出身のブクサは、前年まではノヴァーラにイタリア修行、2020年まではポーランド国内でプレーした後ポゴニ・シュチェチンからMLSマサチューセッツ州のニューイングランド・レボリューションへと移籍する。
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英ワールドサッカー誌面には、元バルサトリオのマイアミでの近況。欧州でアメリカ製ビールは見当たらず帰国してからブルックリンラガ一を添えた写真。実は先日バドワイザ一をコンビニの酒棚から手に取ったら、甘ったるくて飲めたものではない。十···二十代の頃あんなに美味いと感じたはずが加齢による味覚の変化を痛感する。
キリンが日本で醸造しているライセンス商品と期待せずにグラスを傾け喉を潤すとブルックリンラガ一の美味さに舌を巻く。
ロサンゼルス·ギャラクシーの吉田麻也:Maya Yoshida【1988年8月24日生】も含め欧州の一線から退いたビッグネームも確かに多いMLS。
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その一方で、フランコスキは2021年はリーグ・アンのRCランスで欧州復帰。同年開催のUEFA欧州選手権の全三試合に出場した。
ブクサも同じく翌22年RCランスへ、今季貸し出されたアンタルヤスポル(シュペル・リグ)では、30試合で14得点。トルコの水があった様子。
シャーロットFC所属のカロル・シフィデルスキ:Karol Świderski【1997年1月23日生】もセリエAのエラス・ヴェローナに貸し出されている。上写真左19番がフランコスキ、右11番がシフィデルスキ。先月EUROプレーオフに招集された元メジャーリーガー三人は本大会でもメンバー表に名を連ねると思って間違いない。
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また年明けにレギアワルシャワからアトランタ・ユナイテッドが獲得したバルトシュ・スリーシュ:Bartosz Bartosz Slisz【1999年3月29日生】も、2023年からD.C. ユナイテッドに所属するマテウシュ・クリヒ:Mateusz Klich 【1990年6月13日生】と後釜に据えるはず。