“夏の離宮”の街で生まれたオランイェと名将
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博物館として一般公開されているヘット·ロー宮殿が名所のアペルドールン市。スタディオンまでは駅から3.7キロ。路線バスを利用すればWaltersingel停留所で降りてロータリーを左方向に歩くと右手に入口が見える。その名前が示すとおりアペルドールン市が管理するベルフ·エン·ボス野生公園の東端に位置する。
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柵で仕切られた向こう側には鹿やイノシシの姿はあるが、蹴とばす中国人はいない。大恐慌時に雇用創出事業として公園が建設されたのは1934年。2010年FIFAワールドカップにも出場したデミー·デ·ゼーウ:Demy de Zeeuw【1983年5月26日生】は、人口十六万五千人のこの街で生まれた。’95年からAGOVVの育成組織で技術を磨き’01年ゴー·アヘッド·イーグルスへと移籍、’05年にAZアルクマールでトップリーグデビューを果たす。ステフェン·ベルフハイス:Steven Berghuis【1991年12月19日生】やピーター·ボス:Peter Bosz【1963年11月21日生】もこの街の出身。
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あの日あの時は■2008年8月15日エールステ·ディヴィジ第二節AGOVVアペルドールン対FCドルトレヒト。試合は九十分間スコアレスのままラストチャンスの直接フリーキック。ネットを揺らしたのは当時21歳のドリス·メルテンス:Dries Mertens【1987年5月6日生】。アウェーでの開幕戦に続く二試合連続ゴール。本年六月にスパイクを脱いだ元ベルギー代表はこの夏、故郷ルーヴェンの音楽フェスティバルで元気な姿を披露した。
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