紙屑となったのはサンシ-ロのチケット
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前回の続きになってしまうが、欧州のリーグでプレーする日本人が近年急増。十年前では考えられない悩みに遭遇する。二月にミラノ·マルペンサ空港に着陸。そのままリスボンへと移動した。UEFAチャンピオンズリ-グが今年から新フォ-マットを採用。ノックアウトフェーズのプレーオフ抽選会が行われた一月末日。どうせ取材するなら同胞の活躍を見たい。
しかし18日と19日に行われる第二戦リスボンで開催されるASモナコの試合とミラノでのロッテルダム·フェイエノールトの試合は共に18日の開催。
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バラける期待は叶わず、まずは撮影許可申請。結果としては直前にリスボンでの許可がおりて航空券も変更せず19日にミラノへと戻った。結局無駄になったのは保険をかける意味で友人に手配してもらったサンシーロのチケットのみ。三年ぶりとなるミラノ市内へと繰り出しての乾杯。北イタリア滞在時には必ずといっていいほどネッビオーロ種を堪能する。以前はレストランに一人でも入ったが、今はボトルを購入して宿へ。飲んだらすぐ眠くなるし今の為替レートでは飲食に無駄なお金をかけたくないのも本音。
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ネッビオーロとピノノワール どちらが美味い
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カバー写真はイル·ポッゾ·バルバレスコのボトル。トリノを州都とするピエモンテ州周辺が名産。フランスやスイスとの国境に面したヴァッレ·グオスタ州、人口では国内最大のロンバルディア州でも栽培されている。一昔前ネッビオーロ種の醸造はこの地域以外ではなかなかお目にかかれなかったはずが、最近はカリフォルニアや南アフリカで普通に栽培されている。但し同じ葡萄でも畑の地質や生産者の指向性によって味が大きく異なるからワインは趣深い。ネッビオーロはブルゴーニュのピノノワールと呼び名が違うだけで同じ品種の黒ぶどう。筆者の舌ではグラスを二つ並べられても「美味しいです」としか言葉が出てこない。
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