Foot ball Drunker 〔87〕visiting 『Stadio Olimpico di Roma』ローマ / イタリア

 porto
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CL·プレーオフ第二戦は、二人の退場者を出したローマに完勝しアウェーで狂喜乱舞するポルトサポーター。彼らにしてみれば三年越しとなるスパレッティへのリベンジ成就となったのだから。

それにしても中盤4枚の顔ぶれは中々豪華、ブラジルからポルトガル代表に鞍替えしたオタビオ:Otávio 【1995年2月9日生】。エクトル·エレーラ:Héctor Herrera【1990年4月19日生】とヘスス·マヌエル·コロナ:Jesús Manuel Corona【1993年1月6日生】のメキシカンディオ。そして、ギニアビサウ出身のダニーロ·ペレイラ:Danilo Pereira【1991年9月9日生】。このカルテットは三年後にディ·フランチェスコのローマも退けている。


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前半最初のカードをきったスパレッティは、圧倒的数的不利の状況で二枚目、フアン·イトゥルベ:Juan Iturbe【1993年6月4日生】を投入した。同年のコパアメリカにも出場したバラグアイ代表のレフトウインガーは、2011年の12月18歳で欧州デビュー。僅か1分の出場だったが、名門ポルトの一員としてピッチに立っている。四年半を経ての古巣との対決は、胸に期すものがあったろうが、もう少しマシな状況でプレーしたかったろうに。


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さて、昨晩のデルビーを制したのはラツィオ。しかし鎌田大地の出番はなし。サッリは独自のレシピで調合するタイプの監督。
素材にあわせてレシピを、変えようとはしない。


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ネット上でリモンチェロが日本では不評とも。確かに甘味が強過ぎて、スパークリングワインでも甘さが重なりお薦めできない。しかし以外にもビールとの相性は抜群。
鎌田とラツィオの契約は単年。新天地で相性の良い監督や同僚と再スタートを切るまで日本のファンは桜の開花を待つように、
取りあえず辛抱するしかない。


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