フランスでは すべてがナシオナル
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以前このサイトの運営会社Orfoolの新井氏から教育関連の記事をリライトを依頼され、任せてくださいと胸を叩き短時間で仕上げてみたが、基の原稿があまりにも浅く面白くなくかったので、一歩踏み込み持論を展開したら最早原形を留めてはおらず結局クライアントからはボツの宣告。リライトの域を越えてしまいつくづく自分には不向きであると悟る。
フランス語で国立競技場はStade national 。このナシオナル+aleの言葉を耳にする機会は結構多い。日本語の国家·国民·国有·国内の意味の他に、外国人に対してフランス国民を指す言葉として用いたりもする。
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日本の東大、ロンドンならケンブリッジ、パリはソルボンヌと世界屈指の名門として挙がるがソルボンヌ大学は俗称。パリ5区パンテオン広場にあるキャンパスの正式名はパリ第1大学。通うのは政治·経済·法律·哲学を学ぶ学生達。
東京ディズニーランドが実は都内ではなく東京《近郊》ＤＬなのと同様に、パリ大学もパリ《近郊》大学。2019年にパリ第5と第7大が合併。名称をパリ大学からパリシテ·シテ大学へと変更したのは一昨年。
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フランス代表の国際試合が行われるスタッド·ド·フランス。決勝で涙を飲んだ日本の子供達を慰め励ます心優しきブレーズ·マテュイディ:Blaise Matuidi【1987年4月9日生】。
このフランスフットボールの聖地があるのはサンドニ市。同市のパリ第8大学は芸術学部。
パリ第10大学は、宮殿で御馴染みヴェルサイユ。観光を希望された顧客のおともで行った事はある。但し撮影した写真はこの一枚しかない。
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そしてパリ南東部の郊外、メトロ8号線のユニヴェルシテ·クレテイユ駅近くにあるのがパリ第12大学。医科・法律・経済の各学部を有する。8号線の始発及び終点駅は2011年10月開通したポワント·デュ·ラック駅。改札を出ればすぐに運動公園があり、公園内のスタッド·ドミニク·デュヴォシュルはUSクレテイユ·リュシタノの本拠地である。
カバー写真の女子四人組が手にするルーヴル美術館の土産袋にはRMNのロゴ。文化省直轄の国立美術館連合=RMNが組織されたのは1895年。オルセーもギメも同国を代表する美術館は、大学同様ほぼ国立と思って間違いない。土産袋は同じデザイン。
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ドミニク·デュヴォーシュルのプレス席はガラスで仕切られており、リュックを降ろしてまずワンショット。朧気に写っている東洋人はけして心霊現象ではない。
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