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シャルケ、冬の特大補強を敢行?守備の穴を埋める人材の確保に動く

 日本代表DFの内田篤人が在籍していることで日本では良く知られているドイツ・ブンデスリーガのシャルケ04。

 そのチームの攻撃の柱であるオランダ代表FW、クラース・ヤン・フンテラールと更に二年の契約延長を行った。

 面白いことに、この契約延長には彼のとある意思が尊重されることとなりそうだ。

 それは、『新しいスター選手の獲得』という、なんとも興味深いものである。

 フンテラールはシャルケで何がしかのタイトルを獲りたいと思っていることを現地紙の取材で明かしており、その為には毎シーズンに一人か二人、『良い』選手を獲得することが重要である、とも話していた。

 現状のチームに足りないピースが多すぎる、というのは現監督であるロベルト・ディ・マッテオ氏も感じているようで、ホルスト・ヘルトSDに対しボランチとDFの補強を要請しているようだ。
 現状、リストアップされている名前としては、本田圭佑の在籍しているミラン所属のオランダ代表ボランチ、ナイジェル・デ・ヨングやマンチェスター・シティ所属のセルビア代表DFマティヤ・ナスタシッチ、バレンシア所属のアントニオ・バラガンの名前が挙がっているようだ。

 一方で、昨シーズンにドルトムントから移籍してきたブラジル人DFのフェリペ・サンタナや元ドイツU−21代表MFのクリスティアン・クレメンスらを放出する予定にあるとも言われている。

 元々、攻撃の選手はだぶ付いている印象は強く、選手層の歪さは修正しなければならない問題点だっただけに、これを機に一気に改革を進めていくようだ。

 ここまでリーグでの優勝は成し遂げていないシャルケだが、いつの日かバイエルンをも下して優勝する日は来るのだろうか?