8〗Rhein-Neckar-Arena / ジンスハイム

世界屈指のビールエリア 南ドイツのダイヤモンド

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カバ-写真のコ-スタ-はミュンヘン四大銘柄のパウラナ-。パウラナ-の瓶だけでなく他社のコ-スタ-も添えた。ビルト紙を購入したのはミュンヘンの売店。西のフランクフルトのシュットガルト、東のニュルンベルグとミュンヘン。この四都市で形成するドイツ南部ほ細長いダイヤモンド。このエリアが世界のビ-ルの中心であると叫んでいたのは2004年に『世界の中心で、愛をさけぶ』が公開されてのセカチューブーム前から。
写真のクロスター·ショイヤ-·ゴ-ルド·ヘル:Kloster Scheyern Gold Hellはその名が示すとおり、バイエルン州のファッフェンホーフェン地区シャイヤ-にあるクロスター=修道院で醸造されていたミュンヘナーへレス。現在は、フュルトとニュルンベルクに拠点を置くトゥッヒャー:Tucher社が委託醸造している製品。この地域にいったい何れだけの種類のビ-ル銘柄があるのか見当もつかない。


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大迫の横にはオーストリア代表フロリアン·グリリッチュ:Florian Grillitsch 【1995年8月7日生】の姿も。上写真を撮影したのは’17年6月ダブリンでのワ-ルド杯予選アイルランド戦。この年の3月フィンランドとの親善試合でAデビュ-したばかり。背番号7は途中出場。前年はアーセナルとトッテナムが興味を示したと英メディアが報じており、この試合当時所属していたのはブレーメン。翌月ホッフェンハイムに加入したばかり。ユ-ティリティ-プレーヤー。2022年に退団するものの一年で復帰。今季はUEFAヨーロッパリーグにも前半四試合に出場。今月レアル·バジャドリードCFの貸し出され8日のラージョ·バジェカーノ戦でスぺインデビュ-を果たしたばかり。

ベルリンでオレンジの悲鳴 ゴールを演出する元ホッフェンハイムコンビ

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ブレーメン戦でユリアン·ナーゲルスマン:Julian Nagelsmann【1987年7月23日】監督が出番を与えたオーストリア人ミッドフィールダーにとっては初めて立つブンデスリーガ一部のピッチ。年明けにプロ契約したばかり背番号42をつけた19歳の名前は長くて少々覚えにくいと当時は思った。右サイドの19番クリストフ·バウムガルトナー:Christoph Baumgartner【1999年8月1日】。2017年に母国を離れホッフェンハイムのユ-スに移籍してこの日が初の晴れ舞台。A代表に初招集されたのはパンデミック真っ最中の20年UEFAネーションズリーグ。ノルウェー戦でデビュー。ラングニックに指揮官は変わってもレギュラーとして信頼は厚い。EURO2024では全四試合に出場。ポーランド戦では1得点
唯一の途中出場となったオランダ戦でも右アウトサイドで絶妙のスルーパスを放つ。マルセル·ザビツァー:Marcel Sabitzer【1994年03月17日生】の決勝ゴールをアシストして存在感を示した。決勝トーナメント進出を決めたこの試合中盤後方のポジションながらエリア内に侵入、マイナスのクロスをふわりと上げて二点目をアシストしたのは10番グリリッチュ。バウムガルトナーは23年にレッドブルライプツィヒへと移籍、グリリッチェのアヤックスから古巣ホッフェンハイムへの復帰が発表されるのはこの大会後。元ホッフェンハイムコンビの活躍にラングニックが満足そうな笑みを浮かべたのは記憶に新しい。


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青年指揮官招聘に世界を驚が驚いた日

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ドイツの駅のトイレ、以前は無料だった。お金を払うようになったのは1994年の東西ドイツ国鉄の合併·民営化以降。FIFワ-ルドカップ·ブラジル大会で東西同一後ドイツが初の世界タイトルを獲得するちょうど十年前。このブレーメン戦で采配を振るったのは31歳。28歳でブンデスリーガ史上最年少での監督就任から既に三年が経過していた。ライプツィヒでUEFAチャンピオンズリーグベスト8進出を成し遂げるのは翌シ-ズン。こちらも史上最年少のおまけつき。ナーゲルスマンも上り詰め今やドイツナショナルチ-ムの監督に。写真は昨秋のUEFAネ-ションズリ-グの記者会見。