先日14日、マンチェスター・シティにコートジボワール代表FWのウィルフリード・ボニー移籍が正式に決定した。
この移籍で3000万ポンドの大金を手にしたスォンジーは代役を探し始めている。
その代役候補として、マインツの岡崎慎司がノミネートされているようだ。
現在、最下位に沈むレスターも狙っている岡崎に対しては、『咄嗟のアドリブに優れ、それを可能にする技術も持ち合わせている。両足に加えて頭での得点も多く、スォンジーのスペクタクルな攻撃にフィットできるだろう』とアメリカのスポーツ報道専門局のESPNは評価している。
本人もプレミア移籍に関しては挑戦も吝かではないと感じているようである。
レスターへ移籍するのであれば、スォンジーへ行った方が絶対に良いだろう。
ただ、現状での問題点があるとすれば、以前の日韓戦において「猿マネ」ゴールパフォーマンスを行ったキ・ソニョンが在籍していることだろうか。
ただ、マインツとしては代えの効かない存在になっている岡崎の放出には慎重になるだろう。確かに1500万ユーロ以下では放出しないとは言っているものの、バックアッパーが居ない上に代役候補をとろうにもマインツ側が求める能力を持ったFWは高すぎて手が出ないというチーム事情もある。
特に足りない選手をローンで補充したりして遣り繰りしている現状を考えれば、たとえ高額を提示されたとしても安易に放出は出来ないだろう。少なくとも、今冬での移籍はないと考えるのが妥当ではないか?
それにしても、ここまで引きが来る選手に成長するとは考えてもいなかった。
このアジアカップでの活躍如何では更なる移籍照会も来ることだろう。
この夏、マインツを離れることになったとしてもなんら不思議はない。
果たして、岡崎は新シーズン、どこにいるのだろうか?