Foot ball Drunker 〔85〕visiting 『Arena Kombëtare』ティラーナ / アルバニア

回想 ティラーナ·デルビー 2019年12月 ◇◇◇◇今季のパルチザーニは、UEFAチャンピオンズリーグ予選に出場。1回戦でカラバフに敗戦。ヨーロッパリーグではシェリフにも敗退したが、国内屈指の強豪であることに違いはない。時計の針を四年前に戻して、2019年12月のエアアルバニアスタジアム。チームの精神的支柱は守護神アルバ

Foot ball Drunker 〔84〕visiting 『Arena Kombëtare』ティラーナ / アルバニア

観光客の増加 発展するアルバニア ◇◇◇◇前回に続きアルバニアのティラーナ。前回に続きティラーナのマザーテレサ空港。入国は2019年12月19日なので、クリスマスツリーとトナカイが出迎えてくれた。際立った産業の見あたらないこの小国でGDPの二割を占めるのが観光収入。2020年コロナ禍による観光業への深刻なダメージはどの国も変わ

Foot ball Drunker 〔83〕visiting 『Arena Kombëtare』ティラーナ / アルバニア

欧州の秘境 アルバニアに入国◇◇◇◇バルカン半島のアルバニアは、日本人旅行者には少々馴染みこそ薄いものの、これまで訪問した欧州の中でもその個性はキラリ際立つ。首都ティラーナを前中後編の三回に分ける第一弾。

Foot ball Drunker 〔82〕visiting 『 Right to Dream Park』ファルム / デンマーク

デンマーク最強ツートップといえばカールスバーグとツボルグ ◇◇◇◇氷点下の気温が続く北欧デンマーク各都市のお正月。この国で有名なモノは数あれど、やはり頭にまず浮かぶのはこの強力なツートップ。1847年元祖はカールスバーグ。ツボルグも1873年に創立され国外でも人気の銘柄。今でこそ大手スーパーの酒棚で見掛ける機会はカールスバーグの

Foot ball Drunker 〔81〕visiting 『Estádio da Luz』リスボン / ポルトガル

日本のファマリカンサポーターには嬉しくても 浦和サポーターには厳しい時代◇◇◇◇一富士二鷹三茄子、欧州に富士山はないが意外と鷹はスタジアム内を羽ばたいている。ナスはフランスやオランダでも食卓に並ぶ大衆料理の具材。子供の頃は正直美味いとは感じなかったが、この茄子が料理の中でボランチ的な役割であると気づかされるのは大人になってから。オ

Foot ball Drunker 〔80〕visiting 『Nea Smyrni Stadium』ネア·スミルニ / ギリシャ

僅かな生存者 旧オスマンから排除されたギリシャ人の街◇◇◇◇謹賀新年、眩しい白のファッションが初々しいカバー写真。欧州の『白い』街並で、まず頭に浮かべるのはエーゲ海の青と白壁のコントラスト。ギリシャのミコノス島やサントリーニ島の景観はギリシャ国旗そのもの。本年は五輪イヤー。まず新年初は近代五輪発祥国であり来月訪問するギリシ

Foot ball Drunker 〔79〕visiting 『Fortuna Arena』プラハ / チェコ

ユーロ2024確定も 監督辞任の激震 ◇◇◇UEFA欧州選手権予選グループEでは、ポーランド代表をプレーオフに追いやりグループ2位で出場権を獲得したチェコ代表。ところが先月ヤロスラフ·シルハヴィ:Jaroslav Šilhavý【1961年11月3日生】監督退任が発表された。ここではあえてキャバクラ3?の強制送還には触れまい。

Foot ball Drunker 〔78〕visiting 『 Erve Asito』アルメロ / オランダ

十七年前の師弟に勝利の美酒を捧ぐ ◇◇◇◇本年の関東大学サッカーリーグ(一部)は筑波大の六年ぶりとなる優勝で幕を閉じた。今季から筑波大大学院2年の平山相太:Sota Hirayama【1985年6月6日生】ヘッドコーチ(HC)が実質的な指揮官として采配を振るっている。

Foot ball Drunker 〔77〕visiting 『Stadio Pier Luigi Penzo』 ヴェネツィア / イタリア

水の都 迷宮島のスタジアム ◇◇◇◇高速道路を走るバスは、ヴェネト州ヴェネツィア県ドーロの街を過ぎて目的地のヴェネツィアへ。隣の席で寝ている当時高校一年の息子をそろそろ起こさねば。2016年のヴェネツィア映画祭を取材するためリド島に。空港もあれば路線バスも走っているから本島とは趣も異なる。

Foot ball Drunker 〔76〕visiting 『Eduard Streltsov Stadium』モスクワ / ロシア

『ロシアのペレ』 ストレリツォフの名前は永遠に◇◇◇◇カバー写真はモスクワ市内の地下鉄カード。2021年秋の帰国時怪しげなシャトルバスに積め込まれて向かった郊外のブヌコボ国際空港。ウクライナ侵攻後もインフラ整備は手を停めることなく空港線地下鉄駅が開業したのは三か月前。モスクワでは大きな荷物を背負っていると改札の前で、空港と同じく金属探知機によるチェックが強いられる。最初は面倒に感じ

Foot ball Drunker 〔75〕visiting 『Signal Iduna Park』ドルトムント/ドイツ

いつかののメリークリスマスの前にトヨタカップ ◇◇◇◇昨日はイブ、本日は年に一度、聖者の降誕生を祝うクリスマスだからそれらしい話を書く。下写真のドイツのX'masツリーは、2007年にドレスデンで撮影した。

Foot ball Drunker 〔74〕visiting 『Guldensporen Stadion』コルトレイク/ベルギー

大阪のタコ焼きと ベルギーの揚げたじゃが芋 ◇◇◇◇カバー写真はポテトでVサイン。本場ベルギー訪問時はよく食べる。政権がなかなか落ち着かず「早く政権作れ!」とデモが起きた2011年。そのときベルギーを象徴するこのフードを手に行進したから「フリッツ・デモ」とも呼ばれていた。自国のビール文化が2016年ユネスコ無形文化遺産に登

Foot ball Drunker 〔73〕visiting 『Szamosi Mihály Sporttelep』ブダぺスト / ハンガリー

ドナウの真珠 23番目の区は最南端に ◇◇◇ハンガリーの首都ブダペストは東京と同じく23の区に分かれている。北から若い順番に並んではいないが最南端に位置するのはショロクシャール=23区。まずは地下鉄M2で終着ウルシュ・ヴェゼール広場へ。そこで始発駅のケズバーゴーヒードからチェペル・ヘーヴで南下する。セントイシュトバーンウッツァ駅で

Foot ball Drunker 〔72〕visiting 『 Stadionul Viitorul』オヴィディウ / ルーマニア

聖火は東京からパリへ 横浜とコンスタンツァは港町繋がり ◇◇◇◇来年には花の都パリで五輪が開幕。東京での開催が一年ずれこんだだけなのに、早いと感じるから加齢には逆らえない。カバー写真のオリジナルTシャツは、来日した記者のアテンドに携わった際、交流を深めたニューヨークタイムス取材陣の置き土産。普段欧州で自分がお世話に

Foot ball Drunker 〔71〕visiting 『Selhurst Park』ロンドン / イングランド

鉄鋼の街に 日本人トリオと 懐かしのセネガル人◇◇◇◇エアメールで届いたようなパッケージ。エミレーツ航空のサービスポラロイド写真はこの時期クリスマスデザインに様変わりする。エミレーツが冠スポンサーのFAカップは現存する世界最古のフットボール大会。

Foot ball Drunker 〔70〕visiting 『Nya Ullevi』ヨーテボリ / スウェーデン

ヨーテボリからノルウェー人監督 スウェーデン風味は浦和に馴染むのか◇◇◇◇下の写真は15年前に撮影したマリエスタッド缶。スウェーデン大手のビール、スペンドルプス醸造所の製品。自分でも何故こんな面白味のない写真を撮ったと首を捻る。おそらく現在発売されているものより大きくラベルに記された2.8の文字。同国ではアルコール度数2.8%以下のビールには酒税が課さない。銘柄も豊富ならばアルコー

Foot ball Drunker 〔69〕visiting 『Eyüp Stadium』イスタンブール / トルコ

シャイロックの娘はイスタンブールに ◇◇◇◇本年も空路移動中とネカフェでの時間潰しで洋画·邦画問わず、それなりの作品を鑑賞した。独断と偏見で2月に公開された『シャイロックの子供たち』が邦画ではNo.1。池井戸潤:Jun Ikeido【1963年6月16日生】原作が映画では完全オリジナルストーリーに仕上げられていた。池井

Foot ball Drunker 〔68〕visiting 『AFAS Stadion』メヘレン / ベルギー

高校受験を思い出したNYCでの乾杯◇◇◇◇1979年の冬、曲がりなりにも受験生なので机に噛り付きラジカセで深夜放送に耳を傾けるとお気に入りの『MARCH』が流れた。フォーライフ・レコードの吉田拓郎:Takuro Yoshida【1946年4月5日生】プロデュース、彗星の如くデビューした原田真二:Shinji Harada【195

Foot ball Drunker〔67〕 visiting 『 Sportclub-Platz』ウィーン / オーストリア

皇帝も庶民もお肉は大好物 ◇◇◇◇2022年5月29日のWSGティロル戦は、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグを賭けたプレーオフ。勝利したものの昨季はスイスの無名クラブの前に予選敗退。今季も欧州の舞台から早々に降り、国内でも不振が続くラピドウィーンは、ゾーラン・バリシッチ:Zoran Barisic【1970年5月22日生】監

Foot ball Drunker〔66〕 visiting 『 Estadio Municipal de Santo Domingo』アルコルコン / スペイン

西野ジャパンのツワモノどもが残した《夢の跡》◇◇◇◇首都マドリードの南西に隣接するアルコルコン市の人口はおよそ17万人。第66話はアグルパシオン・デポルティーバ・アルコルコンSADがホームとして使用するエスタディオ·ムニシパル·デ·サント·ドミンゴ。2017年にはテネリフェの柴崎岳 19年9月にはサラゴサの香川真司も踏んだピッチ。