Foot ball Drunker〔162〕visiting 『Rhein-Neckar-Arena』ジンスハイム / ドイツ

ブンデスリーガも開幕 注目はホッフェのオーストリアコンビ◇◇◇◇激闘が各都市で繰り広げられたUEFA欧州選手権:EURO2024の興奮冷めやらぬドイツで国内リ-グも週末には開幕。ブンデスリーガ一部では今季八人の日本人がプレ-する。町野修斗:Shuto Machino【1999年9月30日生】所属のとホルシュタインキールはTSG1899ホッフェンハイムと対戦する。

Foot ball Drunker〔161〕visiting 『Estádio do Mar』マトジニョシュ / ポルトガル

◇◇◇◇最終予選の中国戦 森保ジャパンにサプライズ招集はあるのか◇◇◇◇早いもので来月5日からFIFAワールド杯アジア最終予選の幕が上がる。埼玉スタジアム2002でに中国代表と対戦する我らが日本代表。台頭著しいのがポーランドで開催された2019年U-20ワールド杯出場組。ベスト16でアジアのライバル韓国に敗れた悔しさを糧に成長し

Foot ball Drunker〔160〕visiting『 Bosuil Stadion 』アントワープ/ ベルギー

英国人作家が『フランダースの犬』の舞台に選んだ街◇◇◇◇パリ五輪も明日で閉幕。今回も過去に五輪を開催した都市を取り上げる。一次大戦で荒廃した国土と施設の再建を世界にアピールしてベルギー国家の復興に一役買ったのが1920年のアントワープ五輪。日本人選手初のメダリスト誕生もこの大会。種目はテニスだったから意外な気もする。前回2000

Foot ball Drunker〔159〕visiting『De Grolsch Veste』エンスヘデ/ オランダ

夏の風物詩····とは限らない欧州の花火大会◇◇◇◇先週は横浜みなとみらい、今週土曜には神宮外苑の花火大会。この時期日本各地で打ち上げ花火が夜空を彩る。Jリーグ観戦時にスタジアムの観客席から眺めた記憶も蘇る。連日の熱戦で盛り上がるパリ五輪。サッカー同様開会式に先立って試合が行われたのは七人制ラグビー男子。会場はサッカーファンにもお馴染みのフランス国内最大スタッド·ド·フランス。

Foot ball Drunker〔158〕visiting 『Estadio Vicente Calderón』 マドリッド / スペイン

日本男児 古代ガリアの都に散る ◇◇◇◇◇先ずはパリ五輪男子サッカ-種目·日本代表チームの健闘をねぎらい拍手を贈りたい。メダルを争う準決勝は欧州VSアフリカ。何れもレベルは高いが開催国フランスをも上回るポテンシャルのスペインが本命か。書店に足を運ぶ機会が激減している昨今ではあるがネットで興味を唆られる書籍を発見。石灘早紀:S

Foot ball Drunker〔157〕visiting『Hidegkuti Nándor Stadion』ブダペスト / ハンガリ-

三戦全敗ながら、古豪復活の狼煙をあげたアトランタ五輪 ◇◇◇◇◇正直あまり見ていない、見る暇もないパリ五輪ではあるが男子サッカ-は快進撃。先ずは四連覇を狙う若きカナリアを破り、アルゼンチンと引き分けた南米の強豪を一蹴。続いて身体能力な高いブラックアフリカンのマリ代表、更に先程欧州の伏兵イスラエルを相手に三連勝で決勝トーナメン

Foot ball Drunker〔156〕visiting『Stadion Lokomotiv 』ソフィア/ブルガリア

遂に開幕したパリ五輪。一足早く欧州のフットボールシーンは始動している。7月10日のUEFAコンペティション一次予選ラウンドに続き、国内リーグが既に開幕しているのはブルガリア。PECロコモティフ·ソフィアはレフスキ·ソフィアと対戦。先制しながら結果は1-6の敗戦。厳寒のブルガリアではウインターブレーク期間を長く取りたいので、当然夏の開幕が早まる。2007年に6月にソフィアで35度を上

Foot ball Drunker〔155〕visiting『Stadion Z’dežele』ツェリエ/スロベニア

世界を一周した女流旅行家 生誕の地に降りる◇◇◇◇故植村直己:Naomi Uemura【1941年2月12日生-1984年2月13日没】氏が鬼籍に入り四十年の節目。冒険家に興味はなくとも旅行家にはなりたいと思っていた。その後旅行代理店に勤務してみるが何か違う。そもそも冒険家も旅行家も職業なのだろうか。駅舎を背に旧市街

Foot ball Drunker 〔154〕visiting『Olympic Stadium』ヘルシンキ / フィンランド

米五都市が名乗りを上げるも落選 勝者はSuomiの国の都◇◇◇◇◇目前に迫ったパリ五輪。第二次大戦で断ち切れとなった夏季五輪の復活は1947年のIOC総会で開催地を決定。ほぼ無傷の米国からはシカゴ、ミネアポリス、デトロイトと中西部の三大都市に加え、西海岸のロサンゼルス、東部フィラデルフィアが名乗りを挙げたから幾ら何でも多過ぎ。結局共倒れの総崩れ。それでもミネアポリス市民だけはヘルシンキ

Foot ball Drunker〔153〕visiting『Lokomotiv Stadium 』 モスクワ / ロシア

飲酒·喫煙で出場辞退 なぜに飛び交う賛否両論◇◇◇◇パリ五輪の体操女子日本代表·宮田笙子:Shoko Miyata【2005年9月24日生】選手の代表辞退騒動。厳しすぎる=否定派と、違反は当然=肯定派のネット上論争か白熱。これ結論から言ってしまえばどちらも正しい。ヒーローアクション映画で目の前の少女を救うため全人類を危機に晒すのかと主人公が悩むパターン。宮田選手個人=ミクロの視点で論じ

Foot ball Drunker〔152〕visiting『Zirineio Municipal Stadium 』キフィシア/ギリシャ 

六月なのに四十度越え 日本を凌駕する灼熱の南欧 ◇◇◇◇ UEFA欧州選手権が14日ベルリンで閉幕。日本だけでなく世界規模での異常気象に見舞われてたこの時期、ドイツは比較的過ごしやすく成功だった言えるのではなかろうか。準決勝の翌日、寒気の影響でパリは最高気温が20℃までしか上がらなかったと聞いて吃驚驚。そのパリ五輪に向けて選手団が出

Foot ball Drunker〔151〕visiting『Stadion Maksimir』ザグレブ/クロアチア

除雪されたピッチに雪礫の嵐◇◇◇◇スペイン通算四度目の欧州制覇。クロアチア、イタリアにしっかり勝利。独仏英とPK戦での勝ち上がり無しで堂々の7連勝。唯一延長戦へと突入したのは開催国との試合。事実上の決勝=天王山はカタールで日本代表に敗れた両国の顔合わせだったのか。ダニ·オルモ:Daniel Olmo【1998年5月7日】が先制点。延長後半には絶妙のクロスで決勝ゴールをアシスト。負傷交代

Foot ball Drunker〔150〕visiting『Stade de Genève』ランシー / スイス

多言語 混成民族の中立国が輩出した強豪ナショナルチーム◇◇◇◇UEFA欧州選手権のも残すは決勝のみ。準々決勝はPK戦にまで縺れ、結果イングランド代表に四強の座をこそ譲ったものの今大会屈指の好チームだったのがスイス。その前ベスト16のイタリア戦は2-0の完璧な勝利。思い出されるのは'21年9月ローマのオリンピコで行われたワールド杯カタール予選9節。イタリア代表とスイス代表が同勝ち点

Foot ball Drunker〔149〕visiting『Hampden Park』グラスゴー/ スコットランド

EURO開催中に まさかの総選挙◇◇◇◇英国首相が議会下院を解散し7月4日の総選挙実施を発表したのが5月22日。なぜ今急に···フットボールの母国はUEFA欧州選手権=EURO2024開催中にフットボールよりも重要(?)な戦いの火蓋が国内で切られた。大型減税の保守党と経済成長の労働党が民意に審判を委ねた英総選挙は野党勝利で政権交代。スコットランド国民党:Scottish N

Foot ball Drunker〔148〕visiting『Atatürk Olimpiyat Stadı』イスタンブール/ トルコ

32ヵ国首脳がワシントンに集結 注目のNATOサミット ◇◇◇◇ 32カ国に増えた北大西洋条約機構加盟国によるワシントンD.C.サミットが迫ってきた。年明けにトルコ議会がスウェーデンのNATO加盟を承認したから、翌月唯一の反対派になってしまった小国ハンガリー議会も右に並ぶしかない。混乱しそうになるのは、トルコはNATO加盟国では

Foot ball Drunker〔147〕visiting『Estadi Municipal de Vilatenim』フィゲラス / スペイン

 奇才を輩出した スペイン最東端の街 ◇◇◇◇ 前回の続き。IOCは32年前のバルセロナ五輪からサッカー種目の五輪代表は23歳以下の選手を対象とすると定義づけているが今の時代には即わない。各国のこの年代な移籍動向が絡み時間をかけてのチーム強化も意味を成さない。ならばレギュレーションを根本的に見直すべきだろう。オーバーエイジ枠を後

Foot ball Drunker〔146〕visiting『Merkur Spiel-Arena』デュッセルドルフ / ドイツ

燃え尽きたベルギー 北京世代の閉幕◇◇◇◇UEFA欧州選手権:EURO2024・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)が終了。最大の注目はFIFAランキングで二位対三位。但し昨年9月UEFAネーションズリーグ準決勝で対戦したばかりで 新鮮味にはやや欠ける。今更試合内容に述べる必要はないだろう。ひとつだけ言えるのは2008年北京五輪で目映い輝きを放った彼らも見納め。昨年一度は代表引退

Foot ball Drunker 〔145〕visiting『The Den』ロンドン / イングランド

“フットボールの母国”に ドリームチームは現れるのか ◇◇◇◇UEFA欧州選手権:EURO2024は前回準優勝のイングランド代表がまさかの敗退かと思いきや、奇跡の勝利で八強に駒を進めた。アディショナルタイムに飛び出したジュード·ベリンガム:Jude Bellingham 【2003年6月29日生】(レアル·マドリー)のバイシク

Foot ball Drunker〔144〕visiting『RheinEnergieStadion』ケルン / ドイツ

世界が感動し満足したジョージアの健闘◇◇◇◇前半は夢心地、後半は現実に戻されたジョージア国民。判官贔屓だけで初出場国を応援していたわけではない。アタッキングミッドフィルダーのオタル·キテイシュヴィリ:Otar Kiteishvili【1996年3月26日生】は、SKシュトゥルム·グラーツの10番。18年から既に6年間をオーストリアで過ごしており、今季はチーム最多の9ゴールを挙げ、ザルツ

Foot ball Drunker〔143〕visiting 『Stadio Giuseppe Sinigaglia』コモ / イタリア

アズーリを下したのは カルチョで活躍するスイス人 ◇◇◇◇スイスが前回覇者イタリアに2-0勝利。ラウンド16を波乱の幕開けと活字にするのはいかがなものか。先制ゴールはクラブと代表でも8番を背負うレモ·フロイラー:Remo Freuler【1992年4月15日生】〈下写真中央〉。自国ルツェルンからロンバルディア州ベルガモのクラ