Foot ball Drunker〔65〕 visiting 『 Gazovik Stadium』オレンブルク / ロシア

ロシアでも飲める“獅子のビール” ◇◇◇◇オリ川とウラル川の合流点に要塞を築き「オリ川の城」と命名されたオレンブルク。ロシアと中央アジアとの間で交易が盛んになり発展した都市からカザフスタンとの国境までは100キロメートル。都市名にドイツ語を好んだのはピョートル大帝。ドイツと同じくブルクが国内各地に点在する。最も知られている

Foot ball Drunker〔64〕 visiting 『Estádio João Cardoso 』トンデラ / ポルトガル

日曜日よりの使者は スタジアムに集まる◇◇◇◇甲本ヒロト 作詞作曲の「日曜日よりの使者」が発表されたの1995年。当時から大好きな曲ではあったが欧州蹴球に魅了されてからは勝手に自己流で歌詞を解釈するようになった。《世界中が どしゃ降りの雨だろうとゲラゲラ 笑える 日曜日よりの使者》

Foot ball Drunker〔63〕 visiting 『 Stade Pierre Brisson 』ボーヴェ / フランス

巨大うさぎ 花の都に現る◇◇◇◇卯年の本年は残り一月。そして来年は巴里五輪開催。赤とピンクの巨大なウサギを従えたパリジェンヌに遭遇したのはプランタン前。

Foot ball Drunker〔62〕 visiting 『 Olimpijski Asim Ferhatović Hase』サラエヴォ/ ボスニア・ヘルツェゴビナ

中堅国にはネーションズリーグを疎かにできない理由がある◇◇◇◇UEFA欧州選手権はロシアを除く53の加盟国代表チームによる予選の結果本選出場21ヵ国が既に決定。残り3つの出場チームを決めるプレーオフが行われるのは来年3月。四か月の間があくだけに予選通過できなかったチームの弱点改善と対戦国の分析が鍵を握る。

Foot ball Drunker〔61〕 visiting 『LFF stadions 』 ヴィリニュス / リトアニア

9月に冬の装いで飲むビール◇◇◇◇かつて旧ソ連邦に属していたがゆえに東欧に分類されてきたバルト三国だが、近年スカンジナビアの国々と北欧を形成するようになった。13〜15世紀の領土は黒海沿岸まで広がり、当時のリトアニアは欧州最大の大公国。とはいってもバルト系民族の人口は当時から少なく圧倒的に東スラブ系が独自の文化を保っていた。

Foot ball Drunker〔60〕 visiting 『 Stadion Wojska Polskiego 』 ワルシャワ / ポーランド

欧州一過激なサポーター集団 今度はバーミンガムで炎上◇◇◇◇11月30日UEFAヨーロッパカンファレンスリーグのグループステージ第5節アストンヴィラ対レギア・ワルシャワでまたも暴動騒動。試合前、ヴィラパークの外側で衝突したのはウェスト・ミッドランズ警察警官隊と悪名高きレギア・ワルシャワのサポーター集団。発煙筒の炎で火傷、

Foot ball Drunker〔59〕 visiting 『 Den Dreef Stadion 』ルーヴェン / ベルギー

世界最大級、アジア屈指のスワンナプームに到着◇◇◇◇バンコクのスワンナプーム国際空港でトランジット。辛党ならば本場のタイ料理を注文せずにはいられない。手にした新聞紙面からもサッカー人気の高さを感じる。代表チームを任された石井正忠氏新監督への期待と重圧は大きい。この空港で免税店を運営しているのはキングパワー社。1989年の創業、マ

Foot ball Drunker 〔58〕visiting 『 Ljudski vrt 』マリボル / スロベニア

スロベニアでもビールで乾杯、続けてワイン◇◇◇◇週末のオーストリア·ブンデスリーガ取材を前にスロベニアに立ち寄った今春。試合の予定はなくとも足を運ぶ価値は充分。人口約29万人の首都リュブリャナに次ぐ11万都市人。グラーツからマリボルの距離は約70km。ドラバ河沿いの美しい街並み風景の中にスタジアムの照明が見え隠れする。

Foot ball Drunker 〔57〕visiting 『 Puskás Ferenc Stadion 』ブダペスト / ハンガリー

ソ連軍にブダペストが鎮圧された11月10日◇◇◇◇今月の10日はハンガリー共和国では特別な日。下写真はハンガリー最西端のショプロン行きの列車。その先にはオーストリア共和国との国境。

Foot ball Drunker 〔56〕visiting 『 Parken Stadion 』コペンハーゲン / デンマーク

北欧三国のフラッグキャリア コペンハーゲン空港での注意事項◇◇◇◇スカンジナビア航空機が並ぶのはコペンハーゲン空港。入国手続き後デンマーククローネをATMで引き出し人の流れに沿って停車中の列車に飛び乗る。一息ついてオーレスン·リンクから海原を眺め・・・「あ、これはやっちまった」首を振り頭を抱える。

Foot ball Drunker 〔55〕visiting 『 Allianz Arena』ミュンヘン / ドイツ

UEFAチャンピオンズリーグGS 第四節総括◇◇◇◇カバーのビールは南ドイツ産の優良小麦を主原料とするベネディクティナー。バイエルン地方の醸造所で製造されている白ビール=ヘフェは、原料は50%以上小麦を使用している為甘みが強く白濁したクリーミーな泡が特徴。こちらもパウラナーと同じく修道士が造り始めた銘柄。柑橘系の爽やかな風味は女性向

Foot ball Drunker 〔54〕visiting 『Ümraniye Belediyesi Şehir Stad』イスタンブール / トルコ

シェンゲン圏ではないブルガリアからの国境越え◇◇◇◇このテキストの前半は、ブルガリアのソフィアからハスコヴォ乗り換えで国境を越えイスタンブールに戻るバス車中で書いていた。ギリシャのテッサロニキから乗った客の多くがソフィアで降り、入れ替わるようにソフィアから乗り込むのは僅か数人。

Foot ball Drunker 〔53〕visiting 『Hristo Botev Stadium』プロブディフ / ブルガリア

新スタジアムでは“初”となるプロブディフダービー開催◇◇◇◇日本とは異なり、試合開催日が正式に決定するのは一ヵ月前だったり一週間前に変更したりとかなり曖昧な欧州の国内リーグ。トップリーグの試合がなければ二部三部、ユースからアカデミーまで、時間が許す限りスタジアムと隣接する練習場にへばりついている。地元の方の目には、この奇妙な東洋人の

Foot ball Drunker 〔52〕visiting 『Marcantonio Bentegodi』ヴェローナ / イタリア

シェイクスピア戯曲の街に二つのフットボールクラブ◇◇◇◇16世紀に主権国家が形成されるようになり、近代ヨーロッパは幕を開ける。1559年の講和条約で半世紀に渡るイタリア戦争が終結。戦場となったイタリアではまだ都市国家や小君主国が威勢をふるっていた。当時人口18万人規模のロンドンやパリに対してナポリ王国の人口は15万、共和国制のヴェ

Foot ball Drunker 〔51〕visiting 『Craven Cottage』ロンドン/ イングランド

フェアプレー枠は ジェントルマン=英国紳士のクラブに◇◇◇◇試合がなくてもスタジアムに足を運ぶ。練習風景を見れればラッキー、ユース世代やアカデミーの練習も見る価値はある。若年層の指導では技術勝敗よりもフェアプレー精神が第一。フェアプレーはまず握手から。試合前に審判と相手チーム選手へのリスペクトを表現する重要な行為。

Foot ball Drunker〔50〕 visiting 『 Johan Cruijff ArenA 』アムステルダム / オランダ

 自由過ぎる国オランダのアムステルダム市議会は凄い◇◇◇◇アムステルダムでの日曜午前中はミュージアム広場に足が向く。さすがにボールは持っていけないが、10年前ならばスパイクをバックパックにしのばせ欧州を旅していた。地元住民とのふれあいが楽しめるアイテム。300メートルほど北西に歩けばアムステルダム市民の《憩いの場》フォン

Foot ball Drunker 〔49〕visiting 『Stade de Letzigrund』チェーリッヒ/スイス

ユーロ08開催前のチューリッヒ なぜ自分が豚だと気づかず真珠を奪うのか◇◇◇◇◇2008年はオーストリアとスイス共催でによる13回目のUEFA欧州選手権=通称ユーロ2008。開幕直前に降り立ったチューリッヒ国際空港をカメラに収めた。振る舞い酒ならぬスポンサー企業の振る舞いコーラが配られお祭りムードを高めていたのを覚えている。

Foot ball Drunker〔48〕 visiting 『 Štadión pod Dubňom 』ジリナ/スロバキア

チャンピオンズリーグ白熱 死の組はフランス人対決◇◇◇◇寝不足は茶飯事なのだが今日は特別。チャンピオンズリーグ第3節は、死の組グループFでパリ·サンジェルマン=PSGとACミラン注目の試合。PSGのフランス代表3トップに対し、ミランのエースは、オリヴィエ·ジルー:Olivier Giroud【1986年9月30日生】。左テオ·

Foot ball Drunker 〔47〕visiting 『Millennium Stadium』カーディフ / ウェールズ

ラグビーW杯開催 昨年のウェールズ訪問を思ふ◇◇◇◇ラグビーのワールド杯フランス大会で二連覇を狙う南アフリカ代表。ニュージーランドと対戦するのは明後(28)日。スポーツバーで、フランスから送られてくる映像を眺めながらのスコットランド産ペールエールは至福の一時。前回(2019年)は、日本での開催だったので結果が嫌でも耳に入

Foot ball Drunker 〔46〕visiting 『Stade de Gerland』リヨン/フランス

巨匠ガルニエが手掛けた芸術的スタジアム◇◇◇◇「工業都市」の計画等で国際的知名度も高い都市景観デザインのパイオニア、トニー・ガルニエ:Tony Garnier【1869年8月13日生】。生まれ故郷でもあるオーヴェルニュ ローヌ アルプ地域圏のローヌ県リヨン市が活動の中心だったが20歳からの青春はパリのエコール・デ・ボザールで過ご