ヴォルフスブルグに移籍して以来、チームの主力として完全に定着しているベルギー代表MF、ケビン・デ・ブルイネ。
チームは現在リーグ二位で来季のCL出場権はほぼ確定といって良い状況にある。
しかし、万が一にもチームがその出場権を得られなかった場合、彼は迷うことなくチームを退団し、CL出場権を持つチームへの移籍を検討するようだ。
その選択肢の一つには、古巣である北ロンドンの雄、チェルシーも入っているようだ。
マンチェスターの2強、ユナイテッドとシティやドイツの巨人、バイエルン・ミュンヘンもまた、このベルギーの23歳の若者の獲得に興味を示しているように、彼の周りは様々な目が取り巻いている。
だが、今のところ、彼はニーダーザクセンの小さな街での生活に満足しており、しばらくは移ることは無さそうに見える。
しかしながら、彼自身は仮にチームがリーグでトップ4の座を失い、ELでも敗退した場合は即座に荷物をまとめ街を出ることをも示唆している。
彼はより高いレベルで自身を誇示することを望んでいるようだ。
それは、わずか3試合の出場で彼を見限ったチェルシーへの意趣返しであると言えるのかもしれない。
ヨーロッパリーグでも、ブンデスリーガでもその才能を存分に見せ付けているが、さらに上のレベルで自身がどこまで出来るのか、自分自身が知りたいと願ってるようだ。
幸い、現状ではチームは3位に勝ち点9の差をつけてほぼCL出場権獲得は確実なだけに、来季も緑の衣を身に纏った紅顔の青年を見ることが出来そうだ。