ラニエリ『カサビアンを聴きなさい』
イングランド・プレミアリーグで首位争いを演じるレスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督に関する記事を書いたので、レスターの話題を続けたいと思います。
(開幕戦でサンダーランドに4-2と快勝して)
「開幕戦の前には選手たちに『Kasabian(カサビアン)の曲を聴きなさい』と言っておきました。『そうしたら勝てるはずだ』と。実際にそうなりましたから。」
(「好きなんですか?」との問いに)
「ロックは好きですし、良いバンドですから」
ここまでのレスターの堂々とした戦いぶりでのリーグ戦首位争いは誰もが高評価するもの。それは今季のプレミアリーグ前半戦で監督交代が起きたリヴァプールやチェルシーの不振や他の強豪クラブも芳しくない部分も多分にある。しかし、レスターの躍進自体は今季最大のポジティヴなトピックになるはずだ。
しかし、彼等の躍進ぶりを悔しがっている人達もいるだろう。リヴァプールやチェルシーのサポーターたちや、再びの監督交代が起きそうなマンチェスター・ユナイテッドのそれかもしれない。前チェルシー監督=ジョゼ・モウリーニョなんてラニエリを呪っているかもしれない。しかし、彼等よりも悔しがっていそうな人達がいる。
プレミアリーグ公式ソングも担当したレスター出身のカサビアン
レスター出身のロックバンドであるカサビアンだ。彼等が2009年に発表した3枚目のアルバム『West Ryder Pauper Lunatic Asylum』に収録されている「Fire」は2011年から2013年までプレミアリーグの公式テーマソングに抜擢されていた。