香川真司が古巣ドルトムントに2年ぶりに加入することが確実視されているようだ。
これは朗報ではないだろうか。彼の本職であるトップ下は、ファン・マタが確実な地位を築き、他にもアンデル・エレーラなどライバルが多い。
しかも最近では英国史上最高額でディマリアが加入。プレシーズン、そして開幕2試合の陣容をみてみても、香川が入りこむ余地は無いように思えた。彼が出場機会を求めるなら外に出るしかなかったように思える。
そして、イングランドを出た彼が加入するのが古巣ドルトムント。日本人、香川真司が欧州で名を高めたクラブで、彼を心から愛すサポーター、監督の待つクラブだ。ドルトムントで彼と同じ前線でプレイしていたレヴァンドフスキ、ゲッチェなどはもういないが、後ろから彼を鼓舞していたベテランGKヴァイデンフェラーなどDF陣にはまだ馴染みの選手が多い。
監督はクロップ。近年のドルトムントの躍進を担っている彼は、香川に全幅の信頼を置いている。香川が古巣に戻るにあたって、この監督が今も指揮を執り続けていることが大きかったのは言うまでもない。
香川が再び輝くことができるか。サポーター、選手、監督・・・。その全てが整う舞台はドイツで彼を待つ。どうか、彼を干したユナイテッドのファン・ハールを見返す活躍をしてもらいたい。「なぜ、シンジを放出してしまったのか!」とサポーターから大バッシングを浴びるファン・ハールをみたいものだ。香川の復活に期待したい。