確かな積み上げとなるアギーレ色と主力になるべき2人の初ゴール
そんな前半を経て始まった後半。前線の大迫、柿谷に替えて、ウルグアイ戦で動きの良かった岡崎と武藤の2人を投入。この2人の投入によりアギーレテイストでは重要な要素である縦への推進力が生まれて攻撃が活性化します。
そして51分、岡崎が落としたボールを受けた武藤が前を向いて自らドリブルで持ち上がり、本田らフリーの選手もいる中でさらに強引に持ち上がって自ら放った左足のシュートが決まって日本が先制。1-0。アギーレジャパン初ゴールはやはり”乗ってる男”でした。
しかし、57分。相手のロングフィードをまたもサロモン・ロンドンに巧みに落とされ、ポジショニングミスもあって裏を突かれた日本は、ベラにハーフウェイライン付近からドリブルを許す。武藤のゴールシーンのように一気にエリア内にまで持ち込まれ、後方からタックルに入った水本がファウルを取られてPK献上。マリオ・ロンドンがGK川島の逆を冷静について決め、すぐさま1-1の同点に。
ただし、アギーレ色がさらに出る展開で主力になるべきニュースターが再び輝きます。
66分、自陣でのボール回収から武藤と柴崎のパス交換で前進しての速攻。左サイドに流れたFW岡崎へ展開し、サイドからのドリブルでの仕掛けに対して中に突っ込む武藤と本田の裏となるファーサイドへ送られた岡崎のワンバウンドクロスを長い距離を走って入って来た柴崎が巧みに右足で合わせて振りぬいたハーフボレーが決まって日本が2-1と勝ち越しに成功。
その後、「主役は譲らない」とばかりに、本田の直接FKがポストを直撃する場面があったものの、運動量が一気に落ちた日本は集中力が散漫に。
71分、サイドからの揺さぶりで空いた中央。ミドルレンジからのベネズエラ左SBシチェロの無回転シュートに対して誰も寄せられず。GK川島も正面のボールを後逸してそのまま失点するという不味い対応で2-2に。
以降は日本にチャンスはなく、ベネズエラのミドルシュートが脅威となるものの誰も寄せきれない場面が目立ってしまい何とか川島のセーブで防ぐのみの展開。