世界を渡り歩いたスロベニアのレフティも中国だけは苦虫を噛んだか
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ポポビッチは’19年の欧州選手権予選にスロベニア代表の一員として六試合に出場。母国のNKツェリェをはじめ、ギリシャのパナシナイコス、ポ-ランドのヴィスワ·クラクフ、キプロスのアノルトシス·ファマグスタなど欧州各国でプレ-。’20年からは中国ス-パ-リ-グに草鞋を脱いでカップ戦も含めて十四試合ほど足跡を残している。所属したのはビ-ルでお馴染み青岛足球俱乐部。一方敗れたロストフで収穫を探すならば冬の移籍市場でアンジ·マハラチカから獲得したトムスク出身のダニル·グレボフ:Danil Glebov【1999年11月3日生】が加入三試合目で九十分間プレ-したことだろう。’21年にワ-ルドカップ欧州予選キプロス戦でA代表デビュ-を飾っている。
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北大西洋条約機構=NATOの旧ユーゴスラヴィア紛争への介入は、ボスニア·ヘルツェゴビナへの禁輸、ボスニアのセルビア人勢力への空爆。その後コソボ紛争で再びセルビア人勢力へと落としているから未だ恨みはを忘れない反NATOのセルビアがロシアよりなのは納得。一方、EUとNATOに加盟しユーゴスラヴィア何て知らないとクロアチアとスロベニアの若者たち。
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中立国の南に位置する小国が果たして軍備を増す必要はあるのか”
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そんな人口二百十万人のスロベニアでこの夏非常に興味深い動きが。六月に発表された防衛費5%目標を巡り国内で論争が起き、ロベルト·ゴロブ:Robert Golob【1967年1月23日生】首相がNATO加盟継続と国防費増額の是非を問う国民投票を実施するべきとの提案。国民議会は四十四対七の反対多数で否決となり国民投票も行われず事態は取り合えず沈静化、丸く収まってはいるが、あらためて浮き彫りになったのらは、欧州で暮らす人々が全てロシアを仮想敵国とする防衛体制の強化に賛成してはいないのだ。〖第八十八話了〗
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⏹️写真/テキスト:横澤悦孝 ⏹️モデル:久留実《Culumi》