Foot ball Drunker 〔78〕visiting 『 Erve Asito』アルメロ / オランダ


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川島永嗣:Eiji Kawashima【1983年3月20日生】がまだ所属していた2011-12の同クラブでスポーティング・ディレクターを務めていたカイザーは、ファン·デル·ステーンの連絡先を中田氏に伝えた。磐田時代の日本での暮らしを経験、日本人に好意的なステーンに気に入られ即採用される。
中田氏はサッカー選手のコンディショニングに特化したPTになり日本代表をサポートする信念が評価されジュビロの母体、ヤマハ発動機のスポーツ振興財団から助成を受けている。


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上写真はデンボッシュ所属時代、対戦したファン·ウェルメスケルケン·際:Sai van Wermeskerken【1994年6月28日生】とのツーシット。彼だけでなく欧州各地でプレーする日本人選手の個人トレーナーとして開業。’20年はユトレヒトでU23、今季はトップチームで前田直輝:Naoki Maeda【1994年11月17日生】の復帰を後押しした。

2005-06エールディビジが開幕。二部から昇格したのはアルメロだけではなく、プレーオフを制したスパルタ·ロッテルダムも。

昔のアヤックスの画像はかなりの枚数がPCのフォルダに収められているから、06年には平山の姿も。アムステルダムのリキュールメーカデ·カイパー:De Kuyperのアプリコットブランデーはスパークリングワインで割る。

平山氏の早過ぎるキャリアのハイライトは’06年4月12日。16位で降格プレーオフ圏から抜け出したいNACブレダとエルフェ・アシトでの対戦。
尻に火がついているブレダは、’02年小野伸二と共にUEFA杯を掲げたレオナルドを冬の移籍市場でフェイエノールトから補強。ブラジル人ストライカーが開始直後の4分に先制。アシストは’11年にJ2のジェフでスパイクを脱いだサンダー·ファン·ゲッセル:Sander van Gessel【1976年11月4日生】。更にRonnie Stam【1984年6月18日生】がこの位置からまさかのゴラッソ。


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1点差に詰め寄った後半10分。ステファン·タンゲ:Stefan Tanghe【1972年1月15日生】の右コーナーキックを長身の頭で合わせ値千金の同点ゴールが生まれる。これで勢いに乗ったアルメロは逆転、ロスタイムにダメ押しで快勝。
四試合ぶりにスタメンの平山は十三試合ぶりのゴールに笑顔で「シーズン最後のホームゲームでゴールできて嬉しい。」とコメントを残した。残留を目標としていたアルメロではあるが、この勝利でで14位スパルタとの2ポイント差をキープ。18チーム中13位でフィ二ッシュ。インタートトカップのプレーオフに加わる大健闘でホームでの試合も予想外の追加となった。


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