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2021年には元デンマークU21代表のアンドルー・ヒュルサガー:Andrew Hjulsager【1995年1月15日生】(上写真)をヘントに、 アルトゥール・テアテ:Arthur Theate 【2000年5月25日生】をボローニャに放出以降、このクラブの選手名が浮かばなくても痴呆ではない。
訪問したのはソーラーパネルを敷き詰めた新スタンドが完成する前、2015年10月27日の写真。
36歳の今でも現役、カメルーン代表が魅せたいぶし銀の凄み。
当日の入場券と乗車券、マッチデープログラムにジュピラーの瓶を加えた4点セット。この日は、ペーター・マース:Peter Maes
【1964年6月1日生】指揮するKRCへンクとの一戦。
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ちなみにスタジアムの売店で売られていたのは、ジュピラーではなくカバー写真のMAES。2点のリードから追いつかれイライラの展開も、残り10分の決勝ゴールで溜飲を下げたサポーター。
この試合、中盤で地味に効いていたのが主将としてチームを牽引した7番のセバスティアン・シアニ:Sébastien Siani【1986年12月21日】。
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アンデルレヒトのユース出身、ベルギー国内のクラブを転々。欧州全域でもさほど知られていなかったが、2週間前のナイジェリアとの親善試合でカメルーンA代表デビュー。翌月のワールド杯アフリカ予選2試合にフル出場している。現在は東隣の街ブレーデネでの現役生活。
オランダ、ベルギーから海峡を越えるサムライ
坂元 達裕:Tatsuhiro Sakamoto【1996年10月22日生】にとっても不運な昨シーズンとなった。今のチームから技術や経験を学ぶ(盗む)べきプレーヤーが見当たらない。
それでもヘントとヘンクが興味を示し、最終的にコベントリーシティへの移籍ならば悪くはないステップアップ。イングランドで8番目の人口となる35万人都市のスタジアムで常時2万3千人の観客が背中を押してくれる。
19日7節は、カーディフ戦。潮風が混じった空気とピッチ上空を優雅に海鳥が舞うスタジアムは、オーステンデを思い出させる。