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「王者」サンフレッチェ広島の歴史〜曲がり角に現れた”絶対エース”と”広島サッカーの父”

 しかし、アーセン・ヴェンゲルやイビチャ・オシム級の実績や魅力的な攻撃サッカーを植え付ける手腕を持つヴァレリー・二ポムニシ監督が指揮した2001年シーズンの第2ステージは1994年以降では最高位となる3位となっていた。何より、ヴァレリー監督が植えつけた攻撃サッカーが日を追うごとに浸透し、シーズンが進むにつれて上昇カーヴを描いていた。下部組織出身のMF森崎和幸とDF駒野友一が10代でレギュラーに抜擢され、最終ラインから丁寧にパスを繋ぐスタイルが完成していたのだ。本当にスタイリッシュで格好が良かった。それはリーグ優勝が可能になった近年よりも見栄えは上だったかもしれないと言えるほどだった。