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ヴェンゲル監督就任後のアーセナルの歩み【黄金時代編】

ヴェンゲル監督就任後のアーセナルの歩み【前編】

 イングランドプレミアリーグの各クラブもプレシーズンに入り、アジアやアメリカでのツアーとキャンプを開始しております。筆者も現地観戦するほど好きなクラブであるアーセナルも毎年恒例のアジアツアー中です。

 そんなアーセナルの昨季は就任19年目のアーセン・ヴェンゲル監督の下、前半戦は中位に低迷。監督退任を求める声がいつにも増して大きくなった時期もありました。それでもシーズン終盤に入って再評価されているのも例年通りですが・・・。

 新シーズンで18年連続の欧州チャンピオンズリーグ出場となるアーセナルの成績は安定しているように見えて、昨年のFAカップ優勝までは8年間無冠の時代もありました。しかし、以下のようにリーグ戦で安定した成績を残し、クラブの大きな収入源となるCLへ出場し続けている事は大きな功績です。

 ギャレス・ベイルがレアル・マドリーに引き抜かれた昨季以降のトッテナム・ホットスパーや、今季はバルセロナにルイス・スアレスを引き抜かれたリヴァプールや、バイエルン・ミュンヘンにロベルト・レヴァンドフスキを引き抜かれたドルトムントが低迷。それぞれCL出場権すら獲得出来ませんでした。
 逆にアーセナルはニコラ・アネルカがレアル・マドリーへ、ティエリー・アンリがバルセロナに、エマニュエル・アデバイヨルがマンチェスター・シティ、ロビン・ファンペルシーがマンチェスター・ユナイテッドに、と歴代のエースFWが他クラブに引き抜かれてもクラブの財政面で大きな影響のある次シーズンのCL出場権となるリーグ4位以内はキープし続けています。これは間違いなくヴェンゲル監督の功績です。

 今回はそんなヴェンゲル監督就任後のアーセナルについて書き綴りたいと思います。

就任2年目でリーグとFA杯の2冠に導いたヴェンゲルの手腕と”フェイマス4″

 1996年に日本のJリーグ・名古屋グランパスエイトからアーセナルの監督に就任したヴェンゲル監督。彼がアーセナルの監督へ就任する少し前、1986年から1995年まで率いたジョージ・グレアム監督の時代はアーセナルの黄金期でもありました。
 しかし、グレアム監督は選手獲得の際に賄賂を受け取っていた事が発覚して解任となり、アーセナルにとっては移行期となっていたのがヴェンゲル監督就任時のクラブの状況でした。

 グレアム監督が作り上げたチームは堅い守備をベースにするスタイルで、リー・ディクソン、トニー・アダムス、マーティン・キーオン、ナイジェル・ウインターバーンで構成する不動の4バックは「フェイマス4」と呼ばれ、イングランド代表の正GKであるデイビッド・シーマンと共に強固な守備で定評があり、「1-0のアーセナル」と呼ばれる守備的なチーム。現在の主導権を握りながらスピーディーで攻撃的なサッカーの印象とは対極の位置にあるスタイルでした。

 しかし、ヴェンゲル監督が就任してから変化を加えたのは対照的なスタイルへの転換ではありませんでした。“フェイマス4”を中心とした堅い守備は維持しながらも、よりヨーロッパ大陸的なサッカーの導入。

 まずはサイドMFにオランダ代表マルク・オーフェルマウスを獲得するなどスピードとテクニックに優れる選手を獲得。

 また、当時はチームに英国系以外の選手がオランダ代表FWデニス・ベルカンプのみだった事から、ヴェンゲル監督独自のルートでMFエマニュエル・プティ、MFパトリック・ヴィエラ、FWニコラ・アネルカという無名の若いフランス人選手を獲得。
 組織と個が織り交ざった先鋭的なチームとなった1998年にはプレミアリーグとFAカップの2冠を達成しました。

 ただ、その後は3季連続の無冠で徐々にチームを解体していく事になりました。つまり、ここまでが前体制からのスタイルも部分的に継続しながらの“第1期ヴェンゲル・アーセナル”と呼ぶ事が出来るでしょう。

By | 2017-04-21T21:51:52+00:00 7月 26th, 2015|Categories: コラム, プレミアリーグコラム|Tags: , |0 Comments

About the Author:

hirobrown
創設当初からのJリ−グファンで各種媒体に寄稿する副業サッカーライター。好きなクラブはアーセナル。宇佐美貴史やエジル、杉田亜未など絶滅危惧種となったファンタジスタを愛する。趣味の音楽は演奏も好きだが、CD500枚ほど所持するコレクターでもある。 サッカー歴:中学・高校時代にサッカー部に所属。 中学時は大阪市トレセンに選出される。 その後は競技者としてのサッカーから離れていたが、サッカー観戦は欠かさない 。

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