欧州蹴球文化探訪 第五の巻 リスボンで盗み見たシナリオ

準々決勝のスペインーパラグアイ戦では、カルドソ、シャビ・アロンソ共にPKを外す珍事が起こる。カシージャスに至っては、マウスの外に弾き出すどころか鋭い読みでキャッチしてしまった。TVの前で卓袱台に身を乗り出し息潜めたが、カルドソが左足を振り切る前に、「コレ止められるよ」と感じ、その通りになったので卓袱台をひっくり返すほど驚いた。
トーナメントである以上、PK戦を想定してコーチ、控えキーパーも含め入念な準備と対策を練るのは至極当然。ここで約二ヶ月前のペペ・レイナの苦い体験が活かされ、間接的にではあるがリベンジは果たされたのだ。パラグアイのベンチに補助席で良いから用意してくれれば、キッカーをカルドソから代えるべき進言をしたのにと思うばかりである