127〗Stadio Cornaredo / ルガ-ノ

前年18-19シーズンは、圧倒的な強さを見せたヤングボーイズと共に2位のFCバーゼルがCL予選に。三位と健闘したFCルガ-ノは、このシ-ズンは、UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージに参戦。結局ヤングボーイズもバーゼルもCL予選を勝ち抜けず、スイスの三クラブはELグループステージに振り分けられた。
さて、ここからが本題。SKY SPORTS.COMのサイトに表示された入場観客数を下図に示した。10月3日:D.モキエフ戦 1,281名。11月7日:マルメFF戦 1,875名。そして11月28日:FCコペンハーゲンとの最終節も1,281名。零が抜け落ちた誤植ではない。1万2千800人ではなく千二百八十イチ。
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前述のとおり一番寒さの厳しい時期のヤングボ-イズ戦で三千人オ-バ-の観客が二千人にも満たない。実はこの三試合は、スタディオ·コレナレドで開催されていない。UEFAが定める五項目
(照明、ホスピタリティエリア、放送設備、座席数)で基準を満たしていなければ他クラブからスタジアムを借りるのは珍しくもない。それにしてもサンクトガレンはあり得ないだろう。ルガノから北東に二百五十キロも距離がある。リヒシュタイン、オーストリアとの国境沿いに回り込むルートで車を走らせるとして到着まで三時間はかかるだろうか。列車を乗り継ぎいだとしても三時間半。平日開催だから、一仕事終えてルガーノから行ける距離ではない。スイス最北東部の都市までならドイツ南部のミュンヘンやシュツットガルトからのほうが近いぐらい。北のチューリッヒ、西のジュネーブも似たようなもの。しつこく繰り返すがルガノは北部に大都市が集中するスイスで唯一アルプスの南側に位置する大都市だからイタリア北部のほうが遥かに近い。
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ベルガモはミラノから六十キロ、ルガーノからミラノ経由で倍の百二十キロ。このシ-ズン、UEFAチャンピオンズリーグ初出場ながら準々決勝まで勝ち上がったのがアタランタ。スタジアムを借りられないものかとも考えたが、そもそも国境を越えた時点でアウトなのだろう。このザンクト·ガレンの悲劇を知って思い出されたのが二十八年前の独身の頃。今も独身だから結婚前と書くべききか。

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都内埼玉よりの自宅から二百五十キロ離れた静岡県磐田市のスタジアムまで、時に電車時にはハンドルを握って五~六回は足を運んだ98年の自分とルガーノサポーターを重ねた。この頃ジュビロ磐田のサッカーはそれだけのお金と時間を割いても見る価値があった。J黎明期、個ありきの川崎や精神的な強さの鹿島が志向してきたスタイルとは異なる魅力的なサッカーが日本でも萌芽していたのである。

23年は12月14日ヨーロッパカンファレンスリーグのグループDで欧州の舞台の幕引き。べシクタシュ戦はチューリッヒでの開催で観客数は五千人を越えたからコルナレドの収容数を辛うじて上回っていたので何故か安堵する。
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ザンクトガレンの悲劇から二年 住民投票で可決された新スタジアム構想

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2017年末にルガーノ市から発表されたのは、一万人規模のスタジアムに四千人収容の多目的アリーナ、コルナレド地区の行政サービス施設も含めた四棟の住宅用建物とツインタワーの開発プロジェクト。地元のエネルギー企業「Aziende Industriali di Lugano (AIL)」がネーミングライツを取得した。この事業予算は3億7,400万スイスフラン(3億5,860万ユーロ)。ルガノ市民によるの住民投票が行われたのは2021年11月。市民の投票率は62.52%、約11,954人の市民がこの計画に賛成票を投じ、反対の票も9,089人と少なくはない結果に。6月5日の杮落としは女子代表がマルタ代表とワ-ルドカップ予選での対戦に決定している。直接民主制のスイスでは政策の決定に国民が決定権を有する。具体的には議会で可決された法律でも、100日以内に五万人以上の署名で、有権者が否決できるのがレファレンダム。日本では前述の大阪都構想が二度の府民投票は何れも否決されたがあきらめてはいない様子。
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