国民投票をするならば国花は『桜』
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本日20日、桜の開花を観測したと静岡の地方気象台。三連休初日とあって《浜名湖花フェスタ2026》も開幕する。桜は満開まで少々時間を要するが、この時期はままつフラワーパークの見所は水仙とチューリップ。カタカナで書くと「スイスとチュ-リッヒ」に字面が似ている。EUに加盟しない永世中立国スイス最大の都市は人口四十万を超えるそのチューリッヒ。お隣のヴィンタートゥールもあわせて六十万人規模の経済の拠点。パリとTGVで結ばれるジュネーブも国際機関の本部が軒を連ねる二十万都市。密度だけならば、チューリッヒの三倍以上と圧倒する。
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この国のフットボールの首都は二十万人弱のバーゼル。名目上の首都ベルンもヤングボーイズが一時久保裕也:Yuya Kubo【1993年12月24日生】の活躍で日本での知名度が急上昇したが十三万人程度でそれほど多くはない。旧市街は世界遺産に登録されており歴史と現代が融合しているが数では十四万を超えるローザンヌが上。誰が決めているのかは知らないが《世界で最も住みやすい都市ランキング》でチューリッヒ、バーゼル、ジュネーブはベスト10に名を連ねる。これらの都市はアルプスの北側ドイツとフランス寄り。
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異色なのが南部イタリア語圏最大の都市ルガーノ。コモ湖とマッジョーレ湖の間にあるのがルガーノ湖。湖畔は古くから避寒地として親しまれてきた。訪問した感想は”上品なイタリア”。写真はルガノ湖ではなく四十キロ離れたコモ湖のほとりで開花した桜。おそらく。スペインやイタリアなどの地中海沿岸では、早ければ二月に開花するのがアーモンドの花。淡いピンクや白い花弁は日本の桜とよく似ていてる。
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トゥーン独走のサプライズ 注目はルガーノとバ-ゼルの三位争い
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今季のスイス·スーパーリーグは予想外の展開に。バーゼルがの不調が第一の理由。全十二チ-ムと少ない為、各チ-ム三試合のリ-グ戦の後、上位チャンピオンシップグループと下位降格グループ、それぞれ6チームに別れて各チ-ムが五試合を戦う方式。UEFAチャンピオンズリーグへの出場権を獲得するのは上位二クラブなのだが、なんと昇格クラブのFCトゥーンがここまで独走状態。離されてはいるもののFCザンクト·ガレンが二位。一昨日ホ-ムで勝ち点五差で三位FCルガーノと直接対決だったから両クラブにとって重要。結果は痛恨のドローで四位バ-ゼルとのポイント差が1とお尻に火が付き、UEFAヨ-ロッパリーグも怪しい雲行きに。現状では五位がシオン、境目の六位にヤングボ-イズが続く。
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一字違いで大違い 法で定めた首都ベルリンと投票で決めた首都ベルン
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自治体の連合が正式にスイス連邦を樹立したのは1848年。以降三都市持ち回りだった議会が投票によりベルンに置かれた。しかし憲法に首都を定めていない。お隣ドイツがベルリンを首都と定めたのは東西の壁が壊れて五年後の’94年。アメリカが合衆国憲法第1条《首都設置法制定》によりニューヨークから暫定首都のフィラデルフィアを経て現在のワシントンD.C.へと落ち着いたのは1800年。実は日本も現在の首都は東京に置くと憲法条文に見当たらない。ベルンには連邦議事堂があるように、東京に国会議事堂があるので、勝手に首都だと国民が思っているだけとは言えなくもない。「太閤さんがつくった大阪が首都」と言い張る関西の友人には苦笑するが、奈良時代(744年)に聖武天皇が二度遷都された難波京の歴史は冗談ではない。現在の副首都·大阪の実現についての住民投票は賛否が拮抗している。1950年に制定された「首都建設法」では東京と明記されていた時期があるのでジョ-クだけの大阪とは一線を画す。結局六年後首都圏整備法施行に伴い廃止されているので、そこがツッコミどころか。
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日本の国家が菊や桜と思われているのとは少々異なる。スイスのエ-デルワイスも法では定められていない。そもそも首都と異なり国花を法令で定めた国など聞いた事がない。豪州は建国二百周年を機に、ゴールデンワトルを正式に国花として制定したらしいが条文はあるのだろうか。もしも国民投票で決めるならば、首都は東京、国花は菊よりも人気の桜ではなかろうか。
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