アヤックスサポーターも舌を巻くテルスターで輝いた二十一歳の才能
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前回のヴェネツィアとボローニャの対戦。スハウテンと決勝弾を決めたデニス·ヨンセン:Dennis Johnsen【1998年2月17日生】は年齢が一歳違いなら、ヨンセンのヨングアヤックス在籍時顔を会わせているはずと記録を紐解く。
あの日あの時は■2018年2月10日エールステ·ディヴィジ=オランダ二部リ-グ第24節SCテルスター1963対アヤックスU21。
試合は今月契約満了で退団したモハメド·ハムダウィ:Mohamed Hamdaoui【1993年6月10日生】がフリーキックでネットを揺らし先制。しかしこのシ-ズンのアヤックスはU21=セカンドチ-ムも二部で首位を走る好調ぶり。後半怒涛のスリーゴ-ルで試合をひっくり返す。それでも後半43分スハウテンの同点弾が炸裂し勝ち点を分けあった。
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合理性&効率性重視の国民気質と溢れる才気は少ない資源と海に囲まれた小国の厳しい環境が育くんだもの。それを象徴するのが、1917年の憲法改正による完全比例代表制である。
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供託金も街頭演説もない 個人の人気や知名度に騙されない完全比例代表制のオランダ
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今回の衆院選は小選挙区制の問題が可視化された。中選挙区制から小選挙区制に変えて三十年。今も昔も自民党が世襲議員だらけなのは変わりない。親から引き継いだ地盤、知名度、資金力で当選するから政策など関係ない。後援会組織のメンバーも、各選挙区における自己の利益と利権を維持しようと世襲を要求するから質が悪い。仮に政治家の子息よりも、高い志と明晰な頭脳の持ち主であっても供託金が払えなければ立候補を諦めるしかないのが日本。
練習して努力してもサッカーの試合に出れるのは家が金持ちの●●くん。そんなメンバーで試合に勝てるのかと思うかもしれないが、抜かりはない。審判にしこたま現金を濁らせてあるから少年サッカー大会は見事優勝。これが国政の現状なのだから政治への興味は薄れゆく一方。
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地方になればなるほど、この傾向が強まるのは歪んだ郷土愛が関係している。地方都市出身の議員が大臣にでもなれば、一躍おらが街の英雄扱い。昨日11日は野村克也:Katsuya Nomura【1935年6月29日生-2020年2月11日没】元監督の命日だったが、京丹後市の名誉市民で網野町には記念ギャラリーがあるノムさん。つまり小選挙区制は一人しか当選しないため、政治家も芸能人やスポーツ選手と同じように、政策ではなく候補者の知名度と人気で決まってしまうからオランダ人には理解できない。そしてオランダには供託金がない。日本では売名を防ぐ理由で衆院選だと三百万円を課したが、そんなものは知恵を絞ればいくらでも防ぎようがある。