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さて3月26日のアルバニア戦に臨む精鋭達、中盤の底に万能のピオトル·ジエリンスキ:Piotr Zieliński【1994年5月20日生】(インテル)。昨季はバルサを下してのUEFAチャンピオンズリ-グファイナル出場にも貢献した。仮にジエリンスキとモデルが並べば’24年11月のUFFAネイションズリ-グのスコットランド戦以来となる。この試合はツ-トップの後ろに五人を並べる3-5-2、中盤の残り三人はカミンスキとシマンスキ、そして左サイドにジャロロッシの翼、ニコラ·ザレフスキ:Nicola Zalewski【2002年1月23日生】が入った。
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国外で生まれ育った逸材がポ-ランド代表を選ぶ理由
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筆者が考えるベストは3-4-2-1。サイドは左ザレフスキもしくは前述のスクラシ、右には唯一となってしまった英プレミアリ-ガ-のマティ·キャッシュ:Matty Cash【1997年8月7日生】の守備力を買う。絶対的なワントップの下に二枚並んべるならば左インサイドにカミンスキ。残る右はフェネルバフチェのセバスティアン·シマンスキ:Sebastian Szymański【1999年5月10日生】となる。
1939年8月に独ソ両国は不可侵条約を定め、ポーランドを分割占領することで合意する。翌月ドイツ軍が侵攻するとソ連軍が続く。ポーランド東部地域を併合すると、千三百五十万人ものポ-ランド人が1940年2月から約一年半シベリアへ強制送還された。
リシャルト·トマシェフスカ:Ryszard Tomaszewskaと妻ジェニナ:Janinaの家族もその中に含まれ、終戦後にイギリスへと移住した。
ポーランド南部シロンスク県のホジュフで’22年ワールドカップ出場を決めた相手も今回プレーオフで同組になったスウェーデン。五万五千人収容のシレジア競技場スタンドには、かつてチェスターフィールドやブレントフォードでプレーした、スチュアート·キャッシュ:Stuart Cash【1965年9月5日生】がバ-バラ:Barbara夫人と愛息の勇姿に視線を注いでいた。マティー·キャッシュは生まれも育ちもイングランド。母方の家系を辿ればポーランド代表としてプレーする資格があり、’21年10月に国籍を取得すると翌11月に初招集を受けている。祖父母が二次大戦中に味わったシベリアでの生活と経験は家族へと受け継がれ、ポーランド文化と愛国心は彼のフットボ-ル人生に大きな影響を与えている。
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ヴォルゴグラードでの借りをダラスで返す為には
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1918年の第一次世界大戦終結により123年ぶりとなる独立、主権回復を果たしたポ-ランド。しかしシベリア鉄道建設に駆り出されたポ-ランド人の子供達が取り残されており新政府が各国に救済を要請する。これに対して唯一立ち上がり救い出した史実が今日まで続く親日原点。
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